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自分を省みる、癖を見直すことで見える景色と空気ーー『でも』をなぎ倒せ!

『凪のお暇 5巻』 コナリミサト(著)A.L.C.・DX(秋田書店)

【あらすじ】

近づいたり、遠くなったり。

ゴンへの気持ちを断ち切った凪は、

バイト先で新たな人間関係構築中。

一方、慎二の前にも

かわいい後輩・円が現れて…。

(裏表紙より引用)

【みどころ】

コナリミサト:凪のお暇 5巻(秋田書店)

『選択肢が増えると万能感で胸が湧きませんか?』

いとこの結婚式で、凪の住む東京へとやってくるお母さん。

おばあちゃんからお母さん、そして凪へと受け継がれてきたぬか漬けを一度ダメにしてしまったもののかろうじて死守した凪は、

一生懸命に『母の教え込んだ通りに』行動し、生きようとしている自分に気付いて自己嫌悪する。

母の望む『ちゃんとしたまともな人生』に嫌気が差した凪は、自分の頭で考えて行動しようとしているのに、いともたやすく実家の教えに引っ張られてしまう…。

そんな凪の胸のうちを聞いてくれたお隣のうららちゃんママ。

自分を責め、視野が狭くなり目が曇ってしまいそうな凪に待ったをかけ、『行動することで選択肢を増やそう!』と背中を強引に押す(∩´∀`)∩!

自分に何ができるか、

自分の力でどこへ行けるか、

そしてそれらは自分を幸せにしてくれることもある

と、自立した女性像を見せてくれるうららちゃんママはとっても素敵。

少し年上で経験のある彼女は、凪のいいお姉さん♪

コナリミサト:凪のお暇 5巻(秋田書店)

『私こうなるまで自分のこと わりと聞き上手な方だと思ってたーーー!!』

ゴンさんと決別すべく、海へ向かったあの日

出会ったバー、”スナックバブル”の女の子たちとママさん。

彼女らからの電話の内容は、『店でボーイとして働かないか?』という提案。

緊急で人が必要で、次が見つかるまでの代打らしい。

『でも』を繰り返しては自分を卑下して変化を拒んできた凪。

『でも』の繰り返しをなぎ倒して、決断すればなにかまた、ひらけるかも…と新境地に胸が湧いた凪は、その決断を信じることに。

裏方の仕事は順調だが、お客さんとの接客はしどろもどろ。

会話が一向にはずまず苦しい時間を過ごす凪は、ママさんに会話術の本を読んでいるところを見つかってしまう。

良い会話術を身に着けたい…と望む凪にママさんは、

『あんた人に興味ないのかと思ってたよ』と告げる。

人に興味をもち楽しませる心意気のない自分に気付いた凪、それは、頑張らなくてもなんとかなっていた経験がそうさせていた。

コナリミサト:凪のお暇 5巻(秋田書店)

『好きな子の話がキモンとか?』

一方その頃の慎二。

職場で悪口を言わないよなぁという印象を後輩に持たれている彼が、唯一おかしかったのは

  • 彼女のこと
  • 職場を辞めた凪を後輩たちが悪く言ったとき

凪の印象を強く持って居なかった後輩らが、慎二の態度で二人の繋がりに気付いてしまうのか…?

ここの展開は後々に続くのかなぁ。

コナリミサト:凪のお暇 5巻(秋田書店)

『お前にとって「いい人」じゃない人間は 汚物として排除なのかよって言ってんの』

凪のいるバーに突如やってきた慎二!

ゴンさんのことで消耗していた時以来だから少し久しぶり?

大手フードメーカーの重役とサシ飲みが決まった慎二は店に偶然訪れたわけだけど、凪の接客態度を見ていて何を考えているのか一発で当てる。

自分が苦手だと思うお客さんに対する気持ちを『潔癖』だと吐き捨てる慎二。

悪口ばかりをいう人は悪い人?

悪口言っていない時は良い人?

悪口や愚痴を言うことで、回る世界があるとしたらそれはどんな世界?

ママさんには、人に興味がない

と言われ、

慎二には、潔癖で上から目線

と言われ、

自分のダメさ加減にどんどん気付く凪。

自分にとって『良い人』じゃない人を裁く権利は誰にも無いはず。

コナリミサト:凪のお暇 5巻(秋田書店)

『心の底から本当はずっと ずっと』

胸中をズバリ言い当てられ成すすべも無い凪…。

苦手だったけれど、慎二の言葉を、行動を見て、今までのことを振り返ってみると、きちんと相手と向き合っていた。

お暇中も思い出される彼の存在感に、自分の気持ちに気付いた凪。

彼女が言おうとしているのは、、、

コナリミサト:凪のお暇 5巻(秋田書店)

『ここでは絶対今までみたくならないように頑張るぞ』

慎二の職場に異動してきた市川 円、25歳。

若くて顔がカワイイ上に超有能で、営業成績は前の職場ではトップ。

そんな彼女の懸念する『今までのこと』とは?

もう、めちゃくちゃ面白い!

【感想】

5巻!とっても面白かったー(∩´∀`)∩♪

あんなにのめり込んでいた、ゴンへの気持ちが割とアッサリ断ち切れたのは驚きでしたが、凪が立ち直れて嬉しい限り笑

次の試練は人間関係について。

周囲と円滑に関わる慎二のことをたびたび思い出してはその偉大さ(?)を思い知る凪。

苦い経験から自分の弱点、盲点みたいなのに気付くのってあるあるですよね…。

慎二は凪への想いを断ち切れたのかな?

円のことを良い子とは思っていそうだけどまだ惹かれてはないような?

想いを正直に伝えられない慎二、嫌いだったけど人間臭い部分をどんどん知って、今では応援する立場に笑

凪には新しい恋が待っているのか元鞘か…。

今日もお読みいただきありがとうございました!

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