『部屋は自分の心を映す鏡でした。』伊藤 勇司(著)日本文芸社
目次
【概略】
部屋は自分自身。
片付けとは自分を知る作業です!
さぁ、散らかった部屋も、心の悩みもどんどん片付けましょう!
(カバーそでより引用)
【みどころ】
PART1 最強タッグ極まる「片付け」と「心理術」の組み合わせ
どう部屋を片付けるか?、どういう部屋にしたいか?
「なぜ、片付けられないのか?」
「どうして捨てられないのか?」
という汚部屋の原因(=部屋が荒れる心理)
『みんなキラキラしてるなぁ…』
身の回りのこと、
もう「
でも当然やっぱり悩みは解決しない、、
ということで今度は、
【空間心理カウンセラー】の
“空間心理カウンセラー”を始める前は、
ある時立て続けに請け負った離婚家庭の引っ越しで、
帰宅した自分の部屋も同じく
“
と疑問を持ち、それから自分の心の状態・クセを見つめ、
PART2 悩みの在り処は部屋にあり!
それぞれ立場も悩みも違う登場人物が、
女性の人生はライフステージによって悩みがかなり異なるので、
第1章から第6章まであり、悩み別に読むことが出来ます。
第1章は片付ける上での3ステップを紹介し、2~
☆第1章
- 3ステップで片付けの極意をマスター
- 片付ける前にその心がまえを頭に入れる
☆各章
- 片付け実践編
- 実践ワークで思考チェンジ
どの章も具体的に、
人生のどの部分が上手くいかなくなると=
が分かって面白いです。
たとえば、
- やりたいこと探しに夢中になると…→
今の自分や現状に目を向けずに“もっと素敵な自分” を夢見てしまい→足りないという気持ちがモノを呼び部屋を汚す - 痩せたいのに痩せられないのは…→
モノを大切に扱っていない心理が潜んでいる→ 自分自身も大切にできていない人が多い→妥協しやすい、 焦りや不安といったストレスも抱えがち - 言いたいことが言えないのは…→自分の価値観、
ペースが定まっていない→相手のペースに翻弄され→ 片付けや掃除をする気力も無くなり雑然としてしまう
…などなど。
言い換えれば、部屋のどこを良くすれば=
と言えるわけですね。新鮮な着眼点が凄く面白い(∩´∀`)∩♪
ちなみに私はどの章を読んでもグサッとくるぐらい落ち着きのない
PART3 部屋は裏切らない、向き合う勇気を
☆自分を見つめる勇気を持つこと、
☆該当箇所のテコ入れをすること、
これらが人生を上手く回すコツかも知れません。
悩みに効く処方箋という感じで、これをやれば上手くいくのかな!
掃除は日常的にやっていましたが、
「なんでこれを買ったんだっけ?」
「使い切れないほど同じモノがある…」
「自信が無いから手に入れたけど持て余す→けど手放せない」
など、
気持ちも部屋も間違いなく変わるのは確かなので、
PART4 おまけ
“部屋が綺麗でも上手くいかないことがある”
と、掃除本にあるまじき(?)
意外とこのタイプの人も多そう…という感じ、
【感想】
イラストを担当した松永清美さんが大好きで、
読み始めは、心のクセが部屋を形作るなんて…???
と思っていましたが、
「
7000人と数多の部屋とそこに住む人と出会ってきた著者だから
人生を好転させたい!とお望みの方へ必読の一冊です。
今日もお読みいただきありがとうございました!
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