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難しいことはわかりませんが、マンガで英語が話せる方法を教えてください!

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『難しいことはわかりませんが、マンガで英語が話せる方法を教えてください!』スティーブ・ソレイシィ/大橋弘祐(著)文響社

概略

日本には大学受験があって一生懸命勉強するから

日本人のみんなは難しい単語や文法をよく知ってる

でも…知識を詰め込まれ唯一の正しい答えを導く教育をされているせいで

「英語」を難しく考えすぎている

正しい発音や文法を使うことを気にしすぎて英語を話すことができないんです

本当は言葉というものは発音や文法が大切なのではなく

自分の言いたいことを伝えるのが大事ですよね

引用元:難しいことはわかりませんが、マンガで英語が話せる方法を教えてください!

本書の読み方

浅草の老舗和菓子屋【文香堂】を継いだ、26歳の神田川さやか。

近年、外国人のお客さんが多く来店する現象に、英語が話せないさやかはほとほと参ってしまい…というところから物語はスタート!

『子どものころから好きだった和菓子…』

『外国の人にも興味持ってもらえるのは嬉しい…』

『英語が喋れたら…もっと色んな人に知ってもらえるのに…!』

大好きな和菓子の魅力を英語で伝えられないという思いから、お店に来店した著者のスティーブ・ソレイシィ先生に英語をコーチングしてもらう形で、お話が進んでいきます。

さやかの悩みとソレイシィ先生に出会う+便利な釣り竿表現(※後ほど解説します)を教えてもらうプロローグ。

レッスン1~4までで、

  1. ペラペラ入門編
  2. ペラペラ初級編
  3. ペラペラ実践編
  4. ペラペラビジネス編

とあり、217ページかけて徐々にレベルアップを目指せる内容となっています。

さやかの英語は中学生レベルなので、

  • 中学生レベルからやり直したい
  • 英語学習は初めて
  • 非ネイティブの学習方法を学びたい
  • とにかく効率良く学習したい

という方におすすめかなぁと感じました。

ちなみに私はすべて当てはまります!

それでは本書のおすすめだと感じたポイントを、以下にご紹介していきますね。

マンガ版↓

原作↓

応用に持ってこい!一つの言葉で表現が多彩な”釣り竿”

でもこういうとき

「今大丈夫ですか?」って聞けば

「少し時間ありますか?」って意味になりますね

心配そうに

「大丈夫?」って聞くと

体調を気遣ってる意味になる

「大丈夫」という便利な日本語を覚えてからはずいぶん助けられました

引用元:難しいことはわかりませんが、マンガで英語が話せる方法を教えてください!

お店に来店した外国人が、スマホの画面を見て店内をキョロキョロ。

とある商品を探している様子のお客さんにさやかは、

「さっきあなたが見ていたケータイの画面を見せていただけますか?」って英語でなんて言うの…?』

  • 見る→look?
  • 見せて、だから→show me?
  • さっき→…ってなんて言うの?

考えど出てこない英語に、スティーブ先生が、

『メイ アイ?』

と書かれた紙をさやかに見せます。

さやかがお客さんのスマートフォンを指さして、

『May I ?』

と伝えたことで、スマートフォンの画面を見ることができ、探している商品を見つけ出すことができました。

スティーブ先生いわく、

日本語の『大丈夫』『よろしくお願いします。』のように、一つの言葉で色んな意味に通じる言葉が英語にもあるそう。

それを釣り竿表現と呼ぶスティーブ先生は、

この言葉だけでいろんな表現を釣りあげられるでしょ

応用の利く「釣り竿」を覚えて色んな場面で使えるようにすれば

英語は実践しやすいんです

効率よく実践しやすい言葉を学ぶと

成功体験が積めて学ぶ意欲も増す

英語が母国語でない国ではそうやって学ぶのが当たり前ですが

引用元:難しいことはわかりませんが、マンガで英語が話せる方法を教えてください!

日本の英語教育が長年

  • ペーパーテストでの高得点が評価基準
  • 穴埋めパズルになってしまっている
  • 正しい発音&文法を気にしすぎて話せない

という問題点を指摘し、大事なのはそれらよりも、

言いたいことを伝える

コミュニケーションに軸を置いた方法を学ぶべきと主張します。

そこで大事になってくるのが先ほどの、「May I ?」(意:よろしいでしょうか)のように、便利で応用の利く表現のレパートリーを知っておくこと。

釣り竿表現 + ジェスチャー

によって、コミュニケーションの幅が広がると教える先生は、

May I ? + 座席を指さすジェスチャー

で、『ここに座ってもいいですか?』

May I ? + 手を上げながら

で、『意見を述べてもいいですか?(話してもいいですか?)』

などなど汎用性が高い実例をイラストで紹介。

May I ?以外には、

Would you?(意:お願いできますか?)

で、

Would you? + 頼みたい相手と目を合わせながらカメラを差し出し

『(旅先で)シャッターを押してもらえますか?』

Would you? +グラスを指さしながら目を合わせ

『同じものをもう一杯頂けますか?』

May I ?は『~してもいいでしょうか』

自分が何かをしたいときに使う表現で

Would you?は『~してもらえませんか?』

相手に何かをお願いするときに使う表現だそう。

どちらも、日常でも外国に行ったときでも使える便利表現なので、ぜひ使っていきたいところ!

レッスン1では便利すぎる釣り竿表現が全部で7つあり、

  • 体や機械の調子が悪いとき
  • 相手の言葉をもう一度聞きたいとき
  • 道を簡単に教える方法
  • helloよりも万能な挨拶表現

などなど、覚えておけば便利な英語が満載。

語彙力<正しい文法<大事な話し方

ナスって言いたいけどその単語がわからないとき

It’s a vegetable.

(それは野菜です)

It’s purple.

(それは紫です)

It’s like a cucumber,but it’s not a cucumber.

(それはキュウリのようなものだけどキュウリではないです)

と、「It’s」を連続で使ってヒントゲームのように話せばナスだと伝わる

引用元:難しいことはわかりませんが、マンガで英語が話せる方法を教えてください!

商社の海外事業部に所属する幼なじみに誘われ、海外のスイーツ品評会に出席することになったさやか。

正しい英語を身に着けるべく、改めてガリガリ勉強しますが、

『受験の英単語をたくさん覚えても、外国人と話す際思い出せるとは限らないよね?』

『それよりも連続文章の平泳ぎの方が便利だよ』

平泳ぎのようにひとかきずつ泳いで(表現して)25m泳ぎ切る(会話を終える)のが着実と話すスティーブ先生。

引用のように、「It’s」を連続で使って表現するだけで伝わるので、単語が咄嗟に出ないときや、何かを説明したい時に使える表現だそう。

それでも文法は大事でしょう!?とこだわるさやかに、

必ず主語、述語の順にする

その次が目的語

日本語と違って主語を省略しないこと

日本語には「て・に・を・は」があるから語順を変えても通じる

私が だいふくを 食べた

だいふくを 私が 食べた

でも英語には助詞が無いから語順を変えると意味が変わっちゃうんだ

I ate a daifuku.

(私が だいふくを 食べた)

A daifuku ate me.

(だいふくが 私を 食べた)

引用元:難しいことはわかりませんが、マンガで英語が話せる方法を教えてください!

順番を間違えないこと、そして、中学生でも習うようなメジャーな文法をマスターしていれば、日常会話には困らないとのこと。

中学英語はよく基礎として扱われることが多いですが、その中でもメジャーなものとマイナーなものとに分かれるので、なるべく早く話せるようになりたい!と願うのであれば、まずはメジャーなものを血肉にし、その次にマイナー(高度)な文法に移れると良いそうです。

単語を増やすのもこのタイミングで!

ちなみに本書のなかで、

『小学校の先生は英語が得意になるのが早い』

とスティーブ先生が言っていて、その理由が、子ども相手に言葉をかみ砕いて話すことに慣れているから、だそう。

この理由、とっても参考になりましたし、まずはメジャーな文法をマスターしようと決めました。

レッスン2では、

  • もっとも大切な文法
  • ”枕言葉”を使うと英語がより通じやすくなる
  • 何でもお願いができる表現
  • 比較級は二つに分ける

などなどが紹介されています。

こちらの章では、かみ砕いた表現で構わないというのと、何でもお願いができる表現がお気に入りで、見つけたいフレーズを何度も音読しています!

間違った道をひた走る英語学習…

さやか:『先生、大変恐縮ですが……、どうしてそこまでオンライン英会話とスピーキングテストにこだわるのでしょう』

スティーブ:『今の日本の英語教育が正義に欠けているからだよ!』

(中略)

スティーブ:『子どもを大学に入れたい、いい会社に入れたいという思いがあって、親たちが教育費にたくさんお金を使う。子どもたちは沢山時間を使って勉強する。

でも、最初のほうで言った通り、日本の英語の試験は生徒の英語力を測るために、マイナーな英語のパズルを解かせるから、学校や塾でも英語のパズルの解き方を教えて、成績のいい人でも全然話せない人がたくさんいる。

しかも、身につかないのは自分の努力や記憶力が足りないせいだと考えてしまう。

政府は根本的な改革をせず、これが50年以上続いているの。

これは、すごくもったいないよ。』

引用元:難しいことはわかりませんが、マンガで英語が話せる方法を教えてください!

スティーブ先生のすすめたオンライン英会話をなんだかんだやらずに、スイーツ品評会に臨んでしまったさやか。

自慢の和菓子の魅力を伝えることはおろか、質問に答えることもできず相手をガッカリさせてしまい、結果はもちろんボロボロ…。

だけど、このままじゃいけない!と、お店を盛り上げたい初心を思い出し、英語を本気で身に着けようと奮起するのがレッスン3。

スティーブ先生がオンライン英会話とスピーキングテストにこだわる理由が判明する章でもあります。

1990年ころ、アメリカから見た日本は素晴らしい製品を造り、経済的にも強い国でした。

興味が湧いた先生は日本に渡りますが、当時外国人に就ける仕事がほとんどなく、生活のために英会話講師を始めます。

そこで、日本の英語教育はあまりも正義に欠けると気付き、やがてこちらが本業になったそう。

日本で用意された英語教育の道

  • 大量の英単語暗記
  • マニアックな文法
  • TOEICで高得点

→しかしまったく話せないという現状

英語を話すための道は、

  • 釣り竿表現を身に着ける
  • 簡単な英語で実際に外国人と話す
  • スピーキングテストを受ける

英会話が身に着く

さらに、民間で売られる英語教材の多くにも正義がないと話す先生は、

スティーブ:『効果がないものを売るのは、ものすごくフェアではない。

僕がさやかさんにどうしても伝えたいのは、間違った英語教材にはまって、無駄な時間とお金を払って、自分を責めて英語を嫌いになってほしくないということ。』

さやか:『それで、オンライン英会話ですか…』

スティーブ:『そう。他の多くの教材が「自分で英語を作り出す」というプロセスが欠けているから、いつまで経っても話せるようにならない。やっぱり机に向かってるだけじゃ英語は話せるようにならないの。』

引用元:難しいことはわかりませんが、マンガで英語が話せる方法を教えてください!

日本ほど勤勉な国はないというスティーブ先生は、真面目で努力家が多いからこそ、間違った道を歩んで欲しくない!と力説されていて、

なぜ英語を学びたいのか?という自分の中にある気持ちと向き合うこと

伝えたい思いを英語にする方法を学ぶなら正しい道を歩むこと

この2点を強調されているように思いました。

オンライン英会話のコツ、リスニングのコツ

オンライン英会話に抵抗を示すさやかにスティーブ先生は、

さやか:『でも すぐに言葉が出てこなくなるような気が…』

スティーブ:『だからこそとっさに英語を出す練習をするんだよ。この前教えた簡単な単語と連続文章を使ってね。』

引用元:難しいことはわかりませんが、マンガで英語が話せる方法を教えてください!

以前紹介した、

  • 釣り竿表現
  • 連続文章

を使って、その日にあった出来事を日記のように話すと良いというスティーブ先生。

さらに、

Would you listen first.

(まず 聞いていただけますか)

and tell me if you can understand my English?

(そして、自分の英語が通じたか教えてください)

と講師に伝え、自分から話す意識を持つ + 英語力チェックをしてもらうことが重要だそう。

それでも言葉に詰まってしまったり、つい講師の英語を聞いてしまうさやかに、聞き取れない言葉はチャットで文字を打ってもらったり、サブスクリプションサービスにて、英語を聞く耳を事前に養うのも一つの方法だそう。

英語音声で日本語の字幕をつけ、好きなセリフや気になったセリフを繰り返し呟くと、言い回しを覚えられるとスティーブ先生は言います。

私はこれをディズニープラスの作品で行っていて、英語で聞いて日本語で理解しています。

英語音声に英語のセリフで観たこともあるのですが、やや難しいので基本のやり方に戻しました。

レッスン4ではさやかが教わったことと、オンライン英会話で培った英語力を、もう一度品評会の場で試す最終段階。

それ以外のビジネスシーンで使える英語も紹介されています。

難しいことはわかりませんが、マンガで英語が話せる方法を教えてください!:感想

スティーブ先生の本は初めて読むのですが、とても分かりやすく、英会話の最短ルートを目指せる内容に、ページをめくる手が止まりませんでした。

マンガ形式になっているから分かりやすいとも言えるし、そもそもの学習のコツみたいなものの例えが凄く秀逸で、スッと頭に入る感覚がありました。

May I=便利な表現

と言われるより、沢山の魚を一度に釣りあげられる=一語で沢山の表現になる

ゆえに釣り竿表現と呼んでいたり…

簡単な表現=平泳ぎのひとかき

と例えて、平泳ぎで25mを泳ぎ切ることと=会話をする

そうやって自信をつけて学習や英会話そのものを楽しみ、段々と難しいことに挑戦すればいい、という主張にはとても納得出来ました。

”R”と”L”の発音を気にしすぎなくても伝わるコツ(発声方法)も書かれているのですが、そのどれもが本当に使える英語という感じで、学校で習う英語もこういう方法で学びたかったなぁとつくづく思いました。

英語を学習し始めた私ですが、オンライン英会話にはまだやっぱり抵抗があったり、そこまで投資しても生かす場所がなかったり…。

なのでまだ、テキストを読んだり音読したり、U-NEXTでリスニング強化を図っている段階です。

子どもが小さいうちは外に働きに行ける環境にないため、今のこの学習を生かすのはまだまだ先だと思いますが、コツコツ学び続けたい、と思わせてくれる本でした。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

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