眉月じゅん

2018-07-10

『恋は雨上がりのように』 眉月じゅん(著)ビッグコミックス(小学館)

【あらすじ】

橘あきら17歳。高校2年生。

感情表現が不器用な彼女が、密かに想いを寄せる相手は

バイト先のファミレス店長・近藤正巳45歳。

青春の交差点で立ち止まったままの彼女と、

人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす

小さな恋の物語、開幕

(裏表紙より引用)

 

既刊感想

清廉でミステリアスな彼女の、熱すぎる恋心。

ひたむきな片思いはやがて相手を揺り動かす、ーー誰にどう思われても

大人になる程に増す防御力ーー打ち破れるのは彼女が若いから

17歳のかけがえのない夏ーーそれぞれの錯綜する想い

望みがなくとも、報われなくとも、想いは曲げない。ーー季節は秋へ

二度と戻らない青春、募る想いーー17歳の秋はせわしなく

自覚した恋心と揺れる思いーー燻る情熱の炎

一番純粋な、好きなものへの本当の気持ち。ーークリスマス目前

17歳のもうひとりのあきらーー近藤の想いのゆくえ

再始動の刻ーーあきらの想いのゆくえ