ドブス登場!ダブル挙式??今巻も女のガチンコ勝負盛りだくさん♬
『Bの戦場3 さいたま新都心ブライダル課の果断』ゆきた志旗(著)集英社オレンジ文庫
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【あらすじ】
“絶世のブス”
“意識の高いB専”久世課長の目に彼女はどう映るのか…。
そんな時、
笑って泣ける、痛快お仕事小説!
(裏表紙より引用)
【みどころ】
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“あたしだって……あんな顔してたら、
こんなセコイ気晴らしする人間になってないよ。
こんな顔で生まれなければ、こんな歪まないっつうの。
ブスが笑うとキモいって言われて、笑わないとブスの上に暗くてキモいって言われる。
じゃあどーすりゃいいってのよ”
(本文41pより引用)
ブライダル装花担当のフラワーショップに、同じかそれ以上のブス
見た目以上に中身もブスな彼女、城ノ宮あざみ(じょうのみや あざみ)。
花屋の腕前は一流のものなのに、
不毛だ………(`・ω・)
でも…それが不毛だと分かっていても、
恨みが募って行き過ぎた行動を城ノ宮さんが取ってしまうのですが
そしてフラワーショップに足繁く通い、
新たなブス登場で、課長が目移りしちゃったのかな?
まあ自分のことを罵る形で(?)褒めてくる相手のこと、
香澄もその顔と周囲の態度から城ノ宮さんばりに歪んでもいい気が
身綺麗にしているし仕事も頑張っているから、
城ノ宮さんとバチバチ火花を散らすバトルを繰り広げるのですが、
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“「仏滅はるりヤだなぁ。
でもジューンブライドは女の子の夢だし、 他の月にはしたくないけど、来年までは待てないしー。 平日でいい?トモくん」
「オッケー平日で! るりるりがイヤな日じゃダメっしょ。トモノリ的にも? やっぱりブッダ滅びちゃうのはNGっす」
眉をぎゅっと下げ、困り顔ウィンク。わたしは一瞬感情を殺す必要があった。”
(本文p106より引用)
2組目のお客様は、結婚5回目のベテラン花嫁と、自称アフィリエ
どんな組み合わせ?
セリフがモロチャラ男でウェイ系なので、
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今までは初婚のカップルが多かったのにバツ4の花嫁さんには驚き
しかも、ウェイには実はもう一人彼女がいて、
みんなで仲良く同じ式場を使うからチキンレース勃発
挙式の取りやめはキャンセル料が発生するのですが、
この回は終わりがまったく予想できなかったので、
様々な愛の形があるなーと思っていたけど、
ブライダル業界で、割とこんな感じの挙式スタイル流行ったりして
もし可能な世界にいたら、私だってやってみたい笑
“「来客じゃなくて……わたしの弟が来ているんです。
すみません、勝手に……」
首を縮めて課長の方を見ると、彼は目を見開いて絶句していた。
(中略)
顔を覆って、肩を震わせはじめる。
「す、すみません……嬉しくて。ご家族に紹介していただけるなんて……!僕も知らないうちに、 僕たちはもうそこまで進展していたんですね」”
(本文p204より引用)
課長!キモい!! 笑
香澄の弟である芳輝(よしき)が、
課長とはもちろん付き合っていないので誤解なんですが…
芳輝の存在で場が和んだりお客様を理解する一助になったりと、
今巻では課長が、
香澄を私情で車で送ったり、
会社の一室で二人きりになったり、
走って傘を届けたり、
家族に紹介してくれるのかと誤解したり、
お客様に脅される香澄を庇ったり、
いつ仕事してるのか?あと香澄ばっかりヒイキし過ぎじゃ?
二人っきりになり過ぎじゃない?
とか思ったり……
あと何より女々しい!笑
課長の設定、女性でレズものでも面白かったかもですね
眉目秀麗でめちゃくちゃ仕事出来る綺麗目の女性だけどB専で意外
みたいな女課長も見てみたいぞ!!!!
でもキモかったり女々しい課長にもやっぱりキュンとするので、
香澄はまだまだ振り向かないんだけど、
またBの戦場に踊らされちゃったな!!!
【感想】
3巻から気づいたのですが、各話のタイトルがすべてB始まりとい
ちゃんと意味も合ってるからすごいなぁ、
1巻から大好きな作品ですが、
結婚式をやっていない私にとって身近な存在ではないのですが、
関わった人を変えたり笑顔に出来る香澄は、
課長が惚れるのも無理はない笑
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