親として、あなたならどうする?知略と殺意の純愛物語
『マイホームヒーロー 1巻』山川 直輝(原著)朝基 まさし(著)ヤンマガKCスペシャル(講談社)
【あらすじ】
一人娘の零花を愛するしがない会社員・鳥栖哲雄。
一人暮らしを始めたばかりの零花の顔に、殴られた痕を見つける。
哲雄は犯人らしき男を見つけ、跡をつけていく。
それが家族の運命を変える事件になるとも知らずに。
父は、娘のため、家族のため、修羅の道へと歩き出すーー。
(帯文より引用)
【みどころ】
おもちゃメーカーの営業マン 鳥栖哲雄 47歳
専業主婦 鳥栖歌仙 ?歳
大学生 鳥栖零花 18歳
学業のために一人暮らしをさせた矢先に、
最愛の娘が心配で、家の近くに行くと殴った相手(
哲雄と延人、零花の部屋で二人は…!?
表紙の帯文にある通り、父・哲雄が恋人・延人を殺してしまう。
そこに至る心情、殺すのは流石にやりすぎかなとも思ったけど、
- 相手がヤクザで一族ごと目を付けられた
- 最愛の娘の危機
以上、どうしようもない感じが状況的にはみて取れるかな?
自分のことを過小評価する哲雄だけど、
死体を解体し隠す方法がつぶさに描かれていて、
直接的な描写は無いけれど、
哲雄がミステリ好きとだけあって、
殺人、その隠蔽も素人の鳥栖夫婦。
当然延人の仲間が不審を募らせ鳥栖家を見張る。
延人にも親があり、この父もまた、
尾行されたり家に盗聴器を仕掛けられるところで1巻は終了。
「ジェットコースタークライムサスペンス」と銘打っている通り、
【感想】
テーマと絵の感じから相当重たい内容を想像していたけど、
罪を犯す、
家族が増えて、それが何よりも大切で、
とにかく先が読めない、次巻が楽しみ。
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