悪魔と人間の少女の、すれ違う純愛が尊い!
『この愛は、異端 1巻』森山 絵凪(著)ヤングアニマルコミックス(白泉社)
【あらすじ】
儚くも美しい官能物語ーー開幕。
天涯孤独の少女・淑乃(よしの)は、
古本屋で見つけた1冊の本から悪魔を呼び出してしまう。
呼び出した悪魔・ベリアルから提案された契約は、
一つ対価を支払えば、一つ願い事を叶えてもらえるが、
淑乃が死ぬまでずっと悪魔と共に過ごすというもので…。
(裏表紙より引用)
【みどころ】
「一つの願いにつき 一つの対価ーーー」
両親に愛されて育った少女、淑乃。
ところが突然、彼女が13歳の時に両親が交通事故に遭い他界して
損害賠償に父の事業での借金も加わり、
施設が見つかるまでの間、
そんな折に出会った†悪魔召喚の書†
「これで契約完了ですね……」
それが彼、ベリアルとの出会いだった。
†契約内容†
- 一つの願いにつき、一つの対価を支払う
- 対価→キス
- 願い事がなくても月に一度は対価を支払う
- 許可なく貞操を奪うことは出来ない
- 死ぬまでずっと一緒にいる
- 人命に関わる願いは貞操と魂を捧げる
本当は貞操を捧げないといけないところを、淑乃は両親に
「愛する人に出会うまでは清いままで」と言われたのを忠実に守っ
ベリアルが根負けした形に(`・ω・´)!そんなのアリ?
「死んだ親の代わりに絶対的に守ってくれる存在になってくれた事
人間に化けて(?)法的にも淑乃と家族になったベリアル。
甲斐甲斐しいベリアルと、甘えん坊淑乃のやり取りがほっこり(*
対価がキスだけで良いのは18歳まで。
18歳になった日からはディープキスも!
途中まで家族愛だったけど、そこからは???
見てる方も淑乃も、混乱しないのかな???
「お前の肉体も魂も全て私だけのもの…」
兄であり父のような存在であったベリアルにキスという対価を支払
家族を亡くした彼女は、「いつか本物の家族が欲しい」と懇願する
悪魔と契約している以上、
て
「…バアルは何一つ…間違ってはいない……」
同じ学部の旭(あさひ)を好きになってしまった淑乃。
デートを重ねるうち、「普通の人と普通に幸せになりたい」と望む
「悪魔と契約した女が幸せになれるとでも?」と吐き捨てるバアル
旭に言えないことをしている時点で、
かつて自分がベリアルと契約を結んだこと、
ベリアルは、何があっても淑乃を手放す気はないし、
謎多きまま1巻は終了!
ベリアル…何者???
【感想】
こちらもネット広告で試し読みをして気になっていたので!
そういう経緯で買うことが多いけど、
春の呪いとか、凪のお暇とか、
描いている作家さんは男性だそうですが、
全然気持ちが通じ合っていないように見えて根底の願いは一緒なの
2巻も近いうちに!
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