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ドブス登場!ダブル挙式??今巻も女のガチンコ勝負盛りだくさん♬

『Bの戦場3 さいたま新都心ブライダル課の果断』ゆきた志旗(著)集英社オレンジ文庫

【あらすじ】

“絶世のブス”ながらウェディングプランナーとして活躍するわたし、北條香澄(ほうじょうかすみ)は、フラワーショップに“わたし並みにブス”な城ノ宮(じょうのみや)さんが配属されたことに思いがけず動揺していた。

“意識の高いB専”久世課長の目に彼女はどう映るのか…。

そんな時、城ノ宮さんが先輩プランナーの玲子さんを陥れようと知ってしまい!?

笑って泣ける、痛快お仕事小説!

(裏表紙より引用)

【みどころ】

“あたしだって……あんな顔してたら、こんなセコイ気晴らしする人間になってないよ。
こんな顔で生まれなければ、こんな歪まないっつうの。
ブスが笑うとキモいって言われて、笑わないとブスの上に暗くてキモいって言われる。
じゃあどーすりゃいいってのよ”
(本文41pより引用)

ブライダル装花担当のフラワーショップに、同じかそれ以上のブスがやってきた!(ヒドい)

見た目以上に中身もブスな彼女、城ノ宮あざみ(じょうのみや あざみ)。

花屋の腕前は一流のものなのに、生まれついた顔で受けた不遇と怨嗟に、麗しい見た目のウェディングプランナー達や、婚礼を申込むキラキラしたお客様に敵意を向ける始末。

不毛だ………(`・ω・)

でも…それが不毛だと分かっていても、そう思考してしまうに至った経緯は他人が簡単に唾棄出来るものじゃなかったりしますよね。

恨みが募って行き過ぎた行動を城ノ宮さんが取ってしまうのですが同じブス同士(?)として香澄はどう受け取るのか?

そしてフラワーショップに足繁く通い、城ノ宮さんと談笑する課長の狙いとは?

新たなブス登場で、課長が目移りしちゃったのかな?とヤキモチする香澄がカワイイ♡

まあ自分のことを罵る形で(?)褒めてくる相手のこと、嫌いにも好きにもなり切れない気持ち、分かる気がします笑

香澄もその顔と周囲の態度から城ノ宮さんばりに歪んでもいい気がするのに…真っ直ぐ育ってるよなぁ(彼女はアラサーです)

身綺麗にしているし仕事も頑張っているから、ブスなりに光るモノがあるのでしょうか?笑

城ノ宮さんとバチバチ火花を散らすバトルを繰り広げるのですが、香澄なりの仕事、お客様に対するめちゃくちゃカッコいい矜持が読める回なので、3話の中では一番好きかな!

“「仏滅はるりヤだなぁ。でもジューンブライドは女の子の夢だし、他の月にはしたくないけど、来年までは待てないしー。平日でいい?トモくん」
「オッケー平日で! るりるりがイヤな日じゃダメっしょ。トモノリ的にも?  やっぱりブッダ滅びちゃうのはNGっす」
眉をぎゅっと下げ、困り顔ウィンク。わたしは一瞬感情を殺す必要があった。”
(本文p106より引用)

2組目のお客様は、結婚5回目のベテラン花嫁と、自称アフィリエイターのウェイ系青年

どんな組み合わせ?

セリフがモロチャラ男でウェイ系なので、オリラジ藤森さんで脳内再生されました(`・ω・´)!

今までは初婚のカップルが多かったのにバツ4の花嫁さんには驚きました

しかも、ウェイには実はもう一人彼女がいて、花嫁さんも挙式もダブルブッキングという女の敵笑

みんなで仲良く同じ式場を使うからチキンレース勃発

挙式の取りやめはキャンセル料が発生するのですが、予約日に近づくほど高い額になってしまう為危険極まりないんですが、二人の花嫁はどちらも譲らず…。

この回は終わりがまったく予想できなかったので、登場人物たちと同じようにチキンレースを楽しみましたw

様々な愛の形があるなーと思っていたけど、このお話ほど個性的な人物と展開はないなと感じました♫

ブライダル業界で、割とこんな感じの挙式スタイル流行ったりして

もし可能な世界にいたら、私だってやってみたい笑

“「来客じゃなくて……わたしの弟が来ているんです。すみません、勝手に……」
首を縮めて課長の方を見ると、彼は目を見開いて絶句していた。
(中略)
顔を覆って、肩を震わせはじめる。
「す、すみません……嬉しくて。ご家族に紹介していただけるなんて……!僕も知らないうちに、僕たちはもうそこまで進展していたんですね」”
(本文p204より引用)

課長!キモい!! 笑

香澄の弟である芳輝(よしき)が、最近香澄にいい人が居るらしい…と知り合いに吹き込まれた両親によって、実家からさいたままで送り込まれてきました笑

課長とはもちろん付き合っていないので誤解なんですが…彼の登場によりさらに誤解を生み、いい感じにねじくれていきます、、

芳輝の存在で場が和んだりお客様を理解する一助になったりと、ドッタンバッタンする他に割といい立ち位置にいるので、香澄は大変だろうけど読者目線で言えばラッキーでした笑

今巻では課長が、
香澄を私情で車で送ったり、
会社の一室で二人きりになったり、
走って傘を届けたり、
家族に紹介してくれるのかと誤解したり、
お客様に脅される香澄を庇ったり、
いつ仕事してるのか?あと香澄ばっかりヒイキし過ぎじゃ?

二人っきりになり過ぎじゃない?もうこの二人職場で噂されてそう!

とか思ったり……

あと何より女々しい!笑

課長の設定、女性でレズものでも面白かったかもですね

眉目秀麗でめちゃくちゃ仕事出来る綺麗目の女性だけどB専で意外とウブ

みたいな女課長も見てみたいぞ!!!!

でもキモかったり女々しい課長にもやっぱりキュンとするので、日々の生活のラブ要素補給にはもってこい!

香澄はまだまだ振り向かないんだけど、それでも面白いしやっぱりくっ付いた二人も見たいような…

またBの戦場に踊らされちゃったな!!!

【感想】

3巻から気づいたのですが、各話のタイトルがすべてB始まりという徹底ぷり!

ちゃんと意味も合ってるからすごいなぁ、お話が先に生まれたのか単語からお話を組み立てているのか…?

1巻から大好きな作品ですが、笑える要素も泣ける展開もどんどん磨かれていくのを感じます。

結婚式をやっていない私にとって身近な存在ではないのですが、これだけお客様に寄り添えて親身になれる香澄みたいな人がいたら、きっと素敵な結婚式になるだろうなぁと思ってしまいます。

関わった人を変えたり笑顔に出来る香澄は、ブスでもやっぱりいい女!

課長が惚れるのも無理はない笑

既刊リンク

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