【ネタバレ】あっさり終了したちえと月美の友情―負け組女子会 3

2020-06-27

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ゴミ屋敷とトイプードルと私 #負け組女子会 3
池田ユキオ:ゴミ屋敷とトイプードルと私 #負け組女子会 3(小学館)

『だってあたし、負けて終わるとかありえないから。』

 

アイドル事務所はブラックだったけれど、辞めたことによる違約金発生の返済をいまだ続けている様子のまなみ。

アイドル活動はもちろん赤字だし、スキマ時間はキャバクラやコンパニオンをして稼いでいるらしい(デリヘル勤務ももしやこのあたりの時期?配信者になってから?)

 

そんなまなみの行動を、黙って聞きつつも時々嘲笑う月美。

初っ端で月美の挨拶を流したまなみは敵意を向けられても月美の性格上仕方が無いんだけど、ちえとだけ会話するまなみは相変わらず雑魚が嫌いらしいw

 

『どうしてそうまでしてアイドル続けるの?』

というちえの問いに、まなみの冒頭の台詞。

 

まなみ、カッコよすぎん???

やりたいかどうかっていうか、どう終わるかに拘ってるっぽい?

 

ゴミ屋敷とトイプードルと私 #負け組女子会 3
池田ユキオ:ゴミ屋敷とトイプードルと私 #負け組女子会 3(小学館)

『気付いて?まなみは特別じゃないんだよ。』

 

ライブハウスの帰り道、まなみが目の前に居ないことを好機にここぞとばかりに馬鹿にする月美w(人を馬鹿にすることだけが生きる燃料なん?)

自称アイドルの現実は厳しく、月美が吐く台詞と同じことを感じたちえ。

 

地元では特別でも、大都市東京では埋もれてしまうまなみのスペック。

芸能界はそんなに甘くない…

甘くない現実に夢を見てしがみついているまなみを、初めて愚かで哀れに思ったちえの心は、正直喜びに満ち溢れていた。

 

ずっと、自分より前にいたまなみ。

そんなまなみの哀れな生き様は、これまで迷惑を被ってきたちえの心に潤いを与えてしまった(まあしゃーないね…)。

 

ゴミ屋敷とトイプードルと私 #負け組女子会 3
池田ユキオ:ゴミ屋敷とトイプードルと私 #負け組女子会 3(小学館)

『何かを叶える為に動いてる人を、笑う資格は誰にもないんだよ!』

 

中途半端に可愛いからこそ、『上手くいくかも?』とか夢見ちゃって哀れw

と、誹謗中傷が止まらない月美を、

 

『黙れ、クソ豚。』

と、物凄い剣幕と突然の暴言で黙らせるちえ!(; ・`д・´)

まあ実際クソ豚だしな月美…。

 

『なんにも動かないで文句ばっかりのあんたが…私たちが、まなみを否定できる訳ないだろ!』

このちえの台詞、月美だけじゃなく自分もちゃんと戒めてるのが好感持てる。

本当は、チケット代の3千円でまなみのことを笑いにきたはずだった。

それなのに、哀れでも、やると決めたまなみの姿に打ちのめされてしまったちえ。

 

ーーーこれを境に月美との友情は終わり、真摯に学業に打ち込むことに決め、無事美容師に!

 

まなみとの仲は、イベントがある毎に呼び出されてはヘアメイクの依頼(もちろんロハです)。

結局また利用されるようになってしまったけれど、地道な活動からバニラ&ミントへの加入が決まり、知名度も上げていくことに…!

 

そんなまなみを見ていて、

何よりもまなみの親友でいたかった。

という自分の本心に気付いたちえ。