もっともっと人生を、深く掘り下げてみよう!新しい自分に向き合う時♬

2018-04-28

『もっと、やめてみた』わたなべぽん(著)単行本(幻冬舎)

【概略】

日々の生活の中で、

深く考えずに使ってきた道具や、

「もしかしたら自分には合っていないのかも」と

思いつつ続けていたこと、

そして、自分に対する思い込み、

それらの物事をやめてみたら、

どうなるんだろう?

そんな気持ちで続けてきたやめてみる生活。

自分が変わり、

人生が愛おしくなっていく

生まれ直しの物語です。

(裏表紙より引用)

 

【みどころ】

やめてみた」シリーズ第2弾!

今巻もぽんさんが自分の価値観や生活にとことん向き合う、真面目でほっこり、ちゃんと面白い一冊に♫

内容は、

第一章 身近なところで、やめてみた

第二章 人間関係で、やめてみた

第三章 囚われるのを、やめてみた

この三部構成!

 

PART1 ビビッときた「やめてみた」ラインナップ

「プチプラアクセサリーってもしや傷みやすい?」

と気付いてから大量処分&良いものをしっかり大事にする習慣を身につけるぽんさん。

アクセがいつのまにか黒ずんだり褪せたりと思い当たる節が自分にもあったので、このお話を読んで以降プチプラアクセは買わなくなりました…ありがとうぽんさん笑

「パーマもカラーもやめてみたけど、一生止め続けなくてもいい。したくなったらまたすればいい」

美容院の担当さんが変わったことによって、ずっと同じ髪型から違う髪型へと挑戦してみた回!

大人になると“自分ってこんな感じ”となんとなく型にはまるけど、それをいつだってやめていいし、また始めてもいい。

柔軟に考えられるって素敵だなぁ

周りの人の意見を取り入れてみると、いつもと違う自分に出会えるかも?

前向きに捉えられたら人生がもっと楽しくなりそう!

 

PART2 グサグサくるけど気づかせてもらえてよかった

「主張が強くても、引っ込み思案でも、自分のことばかり考えている人は友達ができにくいのかも…」

人間関係で悩んでいた時にこのお話はとってもグサグサきました笑

人といる時に、“自分の話し方変じゃないかな”、“今良いこと言ったと思うんだけど”、“嫌われたくないな”、とかばっかり考えていて、目の前の人を全然大切に出来てなかった苦い経験が…。

仲良かった人と距離を置かれて気付きました。

 

自分のペースでグイグイ行く人は分かりやすく引かれやすいけど、

引っ込み思案で相手の気持ちより自分の気持ちに重点置きがちなのも敬遠されがちだったりするんですよね。

 

だから頑張りすぎる事はないけど、自分の殻にこもりっきりなのもそれはそれで相手を蔑ろにしちゃうので、

  • 必要以上に卑下しない
  • 相手を尊重する
  • 場を楽しむ

こういうシンプルさで良いのかも知れない(`・ω・´)!

「私が友達だと思うからあの人は友達」

腹を割ったり秘密を共有していなくとも、共通の楽しみを分かち合う、それだけで友達。

確認はし合っていないけど、「自分の中では」って良い考え方だと思いました♫

私も勝手に友達だと思ってる人がそこそこいます笑

結局お互いの胸の内は分からないし、仲良しのステージを上げるように(?)ぶつかり合ったりする必要もないんですよね。

ただ自分の中で相手のことが好きで、大切にしたい。だから友達だと思ってるって自己完結していて気持ちの良いものですよね。

 

第二章の人間関係のお話が一番好きです(╹◡╹)♡

 

他にも、

  • イベントブルー
  • ビニール傘
  • 深夜の居酒屋
  • 自分を人見知りだと思うこと

などなどどれか一つでも当てはまる人はいるんじゃないでしょうか

ぽんさんなりの分析や価値観が合う人にはとっても為になるエッセイだと思います♫

 

【感想】

2作目をお店で見つけた時は嬉しくて嬉しくて、即買いでした笑

身の回りのこと、人間関係、自分の感性に対してゆるく自己分析、ぽんさんなりの解釈が心地よくて、シリーズはつい集めたくなってしまいます。

読んだことで得た事もとても多かったので、私と同じように気、になっている事に関する誰かの知見を得たい時にはおススメの一冊です!

 

読むときっとスッキリしてちょっと変われるはず(`・ω・´)!

 

 

 

既刊リンク

わたなべぽん

大事に使っていた物、信じていた価値観を手放すことで得られる変化―やめてみた。

 

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