文章も、つかみが大事!3行で心をつかむコツとポイントを学ぼう♪

2019-06-30

3行で人を動かす文章術』尾藤 克之(著)単行本(WAVE出版)

 

 

3行で人を動かす文章術:概略

文章には、「人を動かす」「結果を出す」「知ってもらう」「理解を深める」「説得する」「記録として残す」など、多くの目的があります。

目的を達成するには「刺さる」「伝わる」「心をつかむ」ことを意識しなければいけません。

その目標達成に必要なのが本書の主題でもある3行だと考えています。

 

つまり約3行でフックがかからないと、それ以降を読んではもらえません。

フックで「刺さる」「伝わる」「心をつかむ」ことを訴求して相手の心をつかむことが必要なのです。

 

私は約10年前からニュースサイトで記事を執筆するようになりました。

ここ3年くらいは記事のイントロ(前振り部分)3行(100文字程度)に固定しています。

イントロは文字数が多くては読んでもらえません。

結論を書くには唐突すぎます。

適度な”シズル感”が伝わらないといけません。

つまり、読むための理由になるものを表現できるかが大切なのです。

(はじめに より引用)

 

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3行で人を動かす文章術:みどころ

part1 伝わる言葉の選び方

読み手側の理解のレベルに合わせる

皆さんもどこかで「伝えるなら小学生でもわかるように」という言葉を聞いたことがあると思います。

「小学生でもわかるように」は、小学生が一番下という前提に立っています。

ところが、小学生も高学年になると受験対策でかなり難しい文章を読んでいることがあります。

また、小学校低学年では、さすがに、大人の会話を理解させるのは困難です。

ですから「小学生」ではなく、「小学生の親」に聞かせるつもりで文章を考えてください。

あなたがクラスの担任になって親に説明している状況をイメージしたら、わかりやすいでしょう。

正確には、「難しい言葉がわからない大人でも理解できる文章」になります。

伝えたい気持ちを、わかりやすい文章で残してください。

(本文p42より引用)

 

【小学生でもわかる】

というフレーズはとても有名ですよね、でも、【その親に教えるつもりで】という考え方は聞いたことがなかったので、とても新鮮な視点です。

最初から、難しい言葉が分からない大人に説明する気持ちで、と言われるより伝わりやすい!

 

子どもが生まれてからNHKのEテレをよく観るようになったのですが、

  • 言葉遣い
  • 言葉を発するスピード
  • 声のトーン
  • 話の構成

など、どれをとっても非常に平易でわかりやすい!の連続です。

子供向けだから当たり前じゃ?と思われるかも知れませんが、確実に【子どもと一緒に親も観ている】という意識が番組サイドにあることが見て取れるので、広い年齢層・男女隔たりのない視聴者への番組作りをしていることが分かります。

 

あと、いつ何処から見ても内容についていけるという、ビギナーに優しい設計も秀逸!

分かりやすい言葉遣いと内容、ビギナーに優しいという考えは記事を書く上でも大切にしていることなので、読者目線を学びたい方はNHKもおススメです(`・ω・´)

 

「逆張り」という言葉があります。

元々は相場の取引で、商品の人気が高いときに売り、低いときに買うことをさしました。

ほかには、運にめぐまれていない人、相場の流れをつかめていない人とは逆の動きをすることを意味します。

「向こうを張れ」は相場の鉄則です。

「芸能人Aがパワハラで逮捕」

「甲子園常連C校で日常的な体罰」

ーーこのようなニュースが流れれば、ほとんどのニュース、ワイドショーは、この流れに乗った報道をするはずです。

当然ながら、コメンテーター、ジャーナリストの書く記事も同様です。

このときに、論理性を維持しながら逆張り記事を掲載すれば注目を浴びやすくなります。

たとえば、「芸能人Aがパワハラで逮捕! その報道されない事実とは?」とか、「甲子園常連C校で日常的な体罰! しかし地元では監督を擁護する署名活動が」といったものです。

このような内容であれば刺激的です。

逆張りというのは、世の流れとは逆を行くため、より客観性が求められます。

(本文p48より引用)

 

話題になったニュースと逆をいく記事をたまに見かけるのですが、世の風向きと違うから目を引くんだな、とここを読んで気付かされました笑

報道に上る以外の情報や、実は流布されている情報と違う事実がある、となったら知りたくもなりますもんね。

少し前になりますが、松居一代さんが告発動画を流したり元夫の方を避難していることで注目を浴びていましたが、実は事実と違うのでは…と調べたら逆張りだったり夫側の主張や第三者の主張を取り上げている記事(情報)があったりして、やはり読んだりしました。

本当のことを知る機会を得るとか、報道の中庸性という意味でも、逆張りの視点を持つ、逆張りの情報に触れるというのはとても大事かも知れません。

 

ネタ切れ防止のためにおすすめしたいのが「複数の視点」を持つことです。

たとえば、イチゴの記事を書こうとしたとします。

イチゴの種類を紹介する限り、記事の数は増えません。

1種類につき1記事しか書けません。

しかし、イチゴを、産地、栽培、売れ筋、価格から始まって、

「おいしい食べ方あれこれ」

「どんな飲み物が合うのか」

「こんな歴史上の人物もイチゴが好きだった」

「日本で初めてイチゴを食べた人物」

「1粒10万円の幻のイチゴがある」

などと細分化したらどうでしょうか。イチゴのカテゴリーだけでかなりの数の記事を書けます。

視点が多いほど切り口は多様になり、1つのテーマであっても、媒体やターゲットに合わせて複数の記事を書き分けられるようになります。

文章を書く際は、頭を柔軟にしてさまざまなアプローチを考えましょう。

考えているうちに物事を見る視点も変わっていくはずです。

また、これを繰り返すうちに、書くネタに困らないどころか、「書く力」も増していくはずです。

(本文p56、57より引用)

 

【頭を柔軟に】という、思考の柔軟性については本書の中で何度か触れているので、文章を書く上で本当に大事だということが分かります。

一つのテーマに対して複数の視点を持つというのがいかに大事か説かれていても、実践は難しいのですが、こうして例があるとかなり分かりやすい。

 

自分が今知っていること以外のことを知っている人の話は聞きたくなるし、参考にしたくなりますもんね。

あと、一つの事柄に異様に詳しいとかめちゃくちゃ極めている人の話も面白い!笑

 

part2 上手く事を運ぶコツを会得する

読者の気持ちをつかむには、導入部分にフックとなる「何だこれは!」と思わせるような印象的な話題を用意しないと、次に誘導できません。

この導入部分のフックで必要なのが本書の主題でもある3行です。

(中略)

ただし、「フックが大事」といっても、そればかりに意識が向くと過剰な書き方になったり、内容がともなわない文章になったりしてしまうので注意しなければなりません。

また、フックをかける際には、全体のストーリーと最後にメッセージを用意しておくことも必要です。

というのも、最後にメッセージを用意することで主張がはっきりするからです。

(本文p86より引用)

 

なぜか心惹かれる…

という文章や絵を目にした時の理由って、少なからずその情報に対してどういうこと?という疑問を抱いている時なんですよね(個人的に)。

漫画に関していえば、【タイトルからしてネタバレ】【結末から始まるストーリー】という、ある種その作品の核が分かっているにも関わらず触れてしまうことがあります。

 

今手にした情報からどんな風に転じていくのか、もっと詳しいことが知りたい

 

という動機は、なかなか強力なものなので、自分が情報を発信する立場になるときは、同じようなポイントを意識するといいのかも知れません。

筆者も指摘しているとおり、あまりに刺激的だったり内容と噛み合わないタイトルやつかみの3行だとかえって嫌われる可能性すらあるので要注意!

 

「文章がうまい人」とはどのような人でしょうか。

仕事のスピードが速い人のことを「デキる人」と呼ぶことがあります。

仕事のクオリティは人によって評価が異なりますが、スピードは可視化しやすいからです。

(中略)

文章を書くことで、充足感や達成感を得ることもあると思います。

ですが、日常の仕事の場面においては、最速で成果を出すための手段を選ぶことが大切です。

自分では最速・最適なつもりでも、実際にはスピードが上がってない場合があります。

そのときには、自分よりもデキる人の仕事ぶりをコピペすることが大切です。

(本文p108、109より引用)

 

 

漫画家の横山了一先生が好きでフォローしているのですが、このツイートを見てから、記事を書く際に必ず参考にしています!

正確には日常生活のどんな場面でも使えるワザなので、『やらなきゃならないけれど気乗りしないなー』という時には【小さなこと】【物凄く簡単なこと】から取り掛かるように…!

 

ここで書かれている【デキる人の仕事ぶりをコピペ】スキルとは、

  • ゼロから文章を作成するのではなく頻度の高いものを事前に用意する
  • 単語登録や文例登録を事前にしておいて、一発変換で入力できるようにする
  • パソコンのショートカットキーのパターンを覚える

この3つ!

生産性がとにかく高い人の真似をする、そして過去のやり方を引っ張ってきたり、マニュアルやパターンを揃えておくのは仕事のスピードを上げる上では欠かせないスキルですよね。

内容にこだわることも大事だけれど、とにかくでっち上げる・結果を出す方にこだわることも大事。

 

紹介した内容以外にも、

  • 男性向け、女性向けの文章の違い
  • WEBやSNSで好かれる言葉、嫌われる言葉
  • 効果的な倒置法の使い方
  • 自分の型を持つ
  • 読者にとってのベネフィット
  • etc…

などなどメソッドは全部で40!

ゼロから学びたい&さらに文章力を上げたい方に(∩´∀`)∩♪

3行で人を動かす文章術:感想

尾藤先生の14冊目の本ということで、出版おめでとうございます!

献本をいただくのもこれで3冊目、いつも本当にありがとうございます(*^^*)

 

グッときたポイントを中心に記事に紹介致しましたが、毎度同じく紹介し足りないです笑

それを全部載せるとなるととてつもなく長い記事になりそうなので厳選してますが…。

文章を書くのと漫画や本が好きで今でこそ何とかブログ運営が続いていますが、

内容にこだわり過ぎてとにかく時間がかかることが多く、生産性はずっとイマイチでした。

スピードを上げすぎると今度は内容が薄くなってしまいそれはそれで別の悩みとなり、開設して今年で2年になるんですが未だに自信はつきません笑

 

ですが、週当たりのノルマ達成のコツや文章を書くコツ、モチベーション維持の方法などは身についてきました。

実践することで得たスキルのみでやっていっているので、こうして文章力アップについての本を読むと、もっと戦略的に・面白い文章が書けるようになりたい!と意欲がアップします!

読んでいて楽しい、勉強になる本に出会えたことはとてもありがたいです(∩´∀`)∩♪

 

重ね重ね、尾藤先生ありがとうございました!

速筆な先生の仕事のコツが、本書を読んで解明しました笑

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

既刊リンク

『波風を立てない』という地道で効果てき面なリスクヘッジ!

挫折にサヨナラ!一日一冊をこなす最適な読書術―頭がいい人の読書術

 

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