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在りし日の追憶ーー記憶を辿るために動き出す

『御手洗家、炎上する 3巻』藤沢 もやし(著)KC KISS(講談社)

【あらすじ】

母親がすべての罪を背負った13年前の火事の真相を突き止めるべく、村田杏子は「山内しずか」と偽名を使い、家事代行として御手洗家に潜入した。

気難しい後妻の真希子に自分を売り込み、徐々に信頼を獲得しながら、御手洗家の探索を続ける杏子。

家事と真希子の繋がりを示す証拠を見つけたように思えたが、真希子の息子・希一に正体を突き止められてしまい…!?

ある一家の火事から始まる本格ホームサスペンス、激動の第3巻!

(この本の情報 より引用)

【みどころ】

藤沢 もやし:御手洗家、炎上する 3巻(講談社)

『こないだクローゼットで撮った映像』

希一に本名を呼ばれ、追い詰められ、焦る杏子に見せられたとある映像。

そこには、真希子のクローゼット内で家探しする杏子の姿がバッチリと捉えられていた。

偽名を使って身分を詐称してまで御手洗家に侵入した意図は何?

と、真正面から問い詰められてしまう杏子。

藤沢 もやし:御手洗家、炎上する 3巻(講談社)

『正体をばらされたくなかったら 俺の奴隷になれよ』

懸命に取り繕う杏子をよそに、解雇されたのに直訴してまで戻ってきた執念の根源を、それ以上の執念で問い詰める希一、

真希子のSNSにたびたび登場する、母の私物を取り返しにきたと弁明する杏子。

私物を探るのはもちろん、あの火事の時にた見たカーディガンを確認したい意図もあった。

そのほか、なにか手掛かりになるものが発見できれば…と無防備に探っていた。

証拠となる映像を撮られ、弱みを握られ、もう仕事を続けるのは無理かも知れない…と諦めモードだったが、真希子に呼び出され、新たな依頼をされ、拍子抜け、、、

真希子に何もかもをバラされると思っていたが、希一に利用価値を見い出され今まで通り『家政婦』としてこの家に居られるように。

希一の利用価値、奴隷の役回りとは…

藤沢 もやし:御手洗家、炎上する 3巻(講談社)

『炎上の力ってほんとにすごくてさ』

希一の奴隷とは、彼の運営するサイトのライター業務。

芸能人のゲスい噂の情報サイトをいくつも手がける希一は、アフィリエイターとして収入を得ていた。

噂やデマ、胡散臭い嘘など事実に関わらず、『その手の話題が好きな人』向けに記事を書いては、誰かがやらかして炎上するのを待つ。

危険を冒してまで希一が稼ぐ理由は、外で一人で生きていくため。

藤沢 もやし:御手洗家、炎上する 3巻(講談社)

『お母さんの無実を証明しなきゃ!』

希一が真希子に密告するのを恐れて家を出た杏子は、ネカフェで希一のサイト記事を書く日々…。

探索も思うようにいかず、段々と身動きが取れなくなってきた杏子は、一人で頑張る限界を感じ、妹である柚子を頼るように!

杏子と比べて母親の面影を遺す柚子は、御手洗家の人間にバレる可能性もあるれど、杏子より自由に動けること、御手洗家次男・慎二に伝手があることなどから、

父親に13ぶりに再会することに

…という名目で病院に侵入→目的のSDカードをゲットする作戦に!

藤沢 もやし:御手洗家、炎上する 3巻(講談社)

『今日は会いにきてくれてありがとう』

目的のために父親に13年ぶりに会う柚子だけど、正直まったく気は進まない。

子どもの頃からほとんど家にはおらず、離婚後も連絡はなし。

成人式にもまったく音沙汰無かったことから、さすがにもう家族には初めから興味がなかったんだろうと悟った。

なのに、会いに行くとやたらと歓迎ムード。

じゃあ今までの13年間はいったいなんだったのか…?

なぜ一度も連絡をくれなかったのか…?

柚子の胸には、疑問と不満が渦巻いていた。

地域に根ざした医療を進めるべく、柚子らが幼い時から懸命に医師としての仕事をまっとうしてきた父親。

家族としての愛情は感じられないものの、『悪い人では無さそうだ』という事実がより柚子の胸を締め付けた。

謎多き父親、真希子と結婚した経緯も語られず、まだまだ裏がありそうな…(`・ω・´)

藤沢 もやし:御手洗家、炎上する 3巻(講談社)

『たった一人でこんなに頑張ってたんだ…』

SDカードの入った偽装カルテを無事資料室で見つけた柚子、ダッシュで慎二たちのもとに戻るが、

資料室を出入りしたところを、病院に15年勤める看護師長の市原に目撃されてしまう。

たまたまなのか、一人で行動している柚子を不審に思い初めから監視してたのかは定かでない。

藤沢 もやし:御手洗家、炎上する 3巻(講談社)

『お母さん あなたのことずっと見てるから』

インスタ投稿についたコメントのURLから、希一のサイトを知った真希子。

シングルマザー時代の貧しい生活や再婚相手のことなど、真希子の個人情報がつぶさに記されていた。

人目につく仕事なので、足を引っ張る者やあることないこと言って騒ぎたい人びとの餌食になってしまったことを自覚するとともに…。

そのサイトの運営者が希一であることを知っていた真希子。

希一が裏切らないように、道を間違えないように、呪いをかけてしまう。

藤沢 もやし:御手洗家、炎上する 3巻(講談社)

『これまでの事は希一とお母さん 2人だけの秘密』

真希子の監視によりサイトを削除してしまった希一。

外に出て生きていくことを諦め、杏子を追い詰めることで生きがいを見い出す。

挑発された杏子も黙ってはいられず掴み合いの口論に!

母親を侮辱され、火事を起こしたことを嗤われた杏子は、あの火事は母親の所為ではなく、

御手洗…旧姓、渡 真紀子のせいだと希一に告げる。

そのセリフで、過去にあった真希子とのやり取りをふいに思い出す希一。

彼の中にもなにか引っ掛かるものがあったからからこそ、杏子の訴えが響いた。

あの出来事で苦しめ続けられているのは、杏子たちだけではなかった。

希一の提案で、13年前のあの日に繋がる痕跡を見に一緒に外に出ることに。

一体何を見に行くのか?

【感想】

最新まで追いつきました!

去年の9月に発刊されたので、4巻はそろそろでしょうか?

Amazonで新刊情報をちょくちょく見てはいますが配信はまだまだ(`・ω・´)

若手の登場人物たちが感情表現ゆたかというか感情が顔に出やすいというか、それで策略を企てているにしても、分かる人には分かってしまうんじゃ…感が笑

目論見をもって御手洗家に潜入した杏子だけど、窮地に陥った場合のパターンは用意していなかったのか?など気になる点が色々と…。

略奪して御手洗家の後妻になった真希子だけど、父親との馴れ初めや夫婦としてどう過ごしているのかがもうちょっと知りたい。

はやく4巻が読みたい!

今日もお読みいただきありがとうございました!

既刊リンク

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