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悩みから見えるセクシュアリティと価値観。男と女とラブグッズの深い関係♪

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『情熱のアレ 1巻』花津 ハナヨ(著)クイーンズコミックスDIGITAL(集英社)

【あらすじ】

同棲歴3年。セックスレス歴2年。

今も記録更新中のマキ。

ほんとは毎日だってしたいのに、うまく言えなくてモヤモヤしてしまう毎日。

そんな時、手伝うことになった実家のお仕事。

それは、大人のオモチャ問屋さんで…!?

悩める大人の乙女のアレなお話、第1巻!

(この本の情報 より引用)

【みどころ】

花津 ハナヨ:情熱のアレ 1巻(集英社)

『あたしの”女”の部分が満たされないーーー』

藤咲マキ、28歳でOLの彼女は、同じ会社の北川 類と同棲中。

同棲も3年目に差し掛かるころ、セックスの頻度はどんどん下がりレス歴は2年目に突入。

人と下ネタを共有するのは大の苦手だけど、人並みにセックスは好きなマキは、淡泊で草食男子な彼との性生活に大いに悩んでいた。

おまけに類くんは、女の人が下ネタを言ったり派手な格好をすることなど欲望をむき出しにすることを全く好まないどころか毛嫌いしている様子…。

そんな彼を前に自分の気持ちを言い出せないでいる日々にモヤモヤするマキ。

本当は毎日だってしたいけど、言ったら嫌がられそうで言えない

から、彼がその気になるのを待つばかり。

ふとしたきっかけから久しぶりのセックス!となりかけるも、

『してなくてもマキのことを愛してる』と言われたり、挿入に至れなかったり…と、なかなか体も心も繋がらない。

花津 ハナヨ:情熱のアレ 1巻(集英社)

『子供のから大人のにシフトしたの』

彼氏を避けて友達の由美ちゃんと過ごしていたある日、母親の会社から入る一本の電話。

そこには、過労で倒れ入院する母親の姿が…。

マキの母はおもちゃの通販会社を経営し、女手一つで子どもを育て上げた。

過労で倒れる程働く母を心配して、お見舞いついでに手伝いを申し出る二人。

検査入院も控えていることから、本格的に母の仕事に関わることになったマキたちが後日知った真実、それは、

子供向けのおもちゃを取り扱っているのではなく、

大人向けのオモチャを取り扱う仕事をしていたということ!

性的なものに抵抗があるマキのことを案じて隠していた母だけど、とうとう隠し切れないタイミングに…。

マキ自身、母のことは心配だけどそういう仕事なら体裁上恥ずかしくて言えないし、何より彼氏の反対が怖いという始末。

花津 ハナヨ:情熱のアレ 1巻(集英社)

『もしかしたらあたしも類くんに気負いすぎてるのかな』

めちゃめちゃ抵抗があったにも関わらず、成り行きで土日のみ手伝う事になった二人。

マキと違って由美ちゃんはまだ抵抗がないどころか興味津々の様子!

職場で開いてもらった歓迎会、仕事が仕事なだけに互いの性生活や価値観、セクシュアリティ について年齢や性別を問わずオープンに話す面々に対し、自分とのギャップを強く感じつつも、

『恥ずかしい』と思っていること自体がバカバカしく思えるほどに影響を受ける。

花津 ハナヨ:情熱のアレ 1巻(集英社)

『それ 手伝うのやめてほしいな』

土日とも出ずっぱりなマキを心配して後をつけていたらしい類くん。

出入り元がアダルトグッズの問屋であることがバレ、流れでそれが親の仕事ということも伝わってしまい気まずい雰囲気に…。

セックスレスのことについても相談がしたかったマキだけど、言える状況でも雰囲気でもなくて、ただ気持ちを飲み込んだ。

アダルトグッズを取り扱う仕事を汚らわしく思っている様子の類くん、『そもそもそういうのって女の人がすることじゃないでしょ』というが、

アダルトグッズに対して感じていた抵抗感も前ほど感じなくなったことから、彼氏との認識のズレに違和感を覚えるように。

そんなに毛嫌いするほど汚らわしいものだろうか…?

花津 ハナヨ:情熱のアレ 1巻(集英社)

『マキはセックスでしか愛情をたしかめられないの?』

みんなが当たり前にしていることが出来ない自分は、

性的に魅力がなく、恋人に必要とされない女

なんじゃないかと打ちのめされる。

セックスすること・できることは、マキにとっては恋愛をする上では非常に大きな割合を占める。

セックスできるかどうかはそれ程問題ではなくて、それ以外のところで愛しているということを伝えているつもり、という類くんとの溝は深まるばかり。

大事なものが違うだけで誰も悪くないのに、分かり合えない苦しみが二人を襲う…。

花津 ハナヨ:情熱のアレ 1巻(集英社)

『ただ「エロい」だけのものでもないでしょ マキちゃん』

恋人と分かり合えないつらさから、仕事を手伝うこともつらくなってしまったマキ。

自分が性的欲求を持つこと=汚いものみたいに思えてしまうように。

そんなマキを元気づけようと、赤塚さんが見せてくれた一枚の画像。

そこには、この職場で働きはじめアダルトグッズを知った事で夫婦円満を取り戻し、若返ったパートの方の姿が!

本当に必要としている人が居たり、思わぬことから自分も相手も大事にすることに繋がり、人同士の仲を取り持つこともあるアダルトグッズ。

本当にただエロくて、汚らわしいものかというと…

そうでもないんじゃない?と、その価値を教えてくれた赤塚さんは良い仕事仲間。

花津 ハナヨ:情熱のアレ 1巻(集英社)

『ちゃんとどんな商品かわかった上で売れ!』

類くんから来たメールには、

『しばらく別々に暮らそう』との文字が…。

大きな喧嘩もしたことがなかった二人、だけどちょっとずつ積もったズレが二人を大きく引き離してしまった。

どうやったらうまくいくかは二人で話し合いたいマキと、一人で冷静になりたい類くんは、とことん噛み合わない…。

女としての自信が地に落ちたマキを元気づけようと、家に遊びにきた由美ちゃんと赤塚さん。

普段卸している商品を一度くらい使ってみたら?と一喝する赤塚さん笑

言ってることはもっともだけど少し恥ずかしい…。

趣味と実益が叶う職場は天国のようなもの!笑

どんな特徴があるか、使い心地を試しているかはどんな商品でもお客様に伝わるもの。

買って欲しいなら商品を知って愛するのは大事なことですよね(`・ω・´)

花津 ハナヨ:情熱のアレ 1巻(集英社)

『この業界に入ったのもセックスレスが原因でしたし…』

出て行った類くんが戻ってきて、話し合う二人。

類くんいわく、

マキを喜ばせてる自信がなく、物足りなさそうな顔を見るのがつらいとのこと。

なので、もともとそこまでしなくても良かったセックスが遠ざかり気味になっていた。

レスの原因が自分にあると分かったマキ。

それからさらに話し合った二人は、曜日を決めてすることに…。

そんな中出会った、まわりから王子と呼ばれる、大手アダルトグッズメーカーの営業さん。

東大出身でイケメンなのに(?)こういう仕事をしていることからまわりの関心を大いに集める存在に。

母とやり取りをしている彼の口から、意外な単語が飛び出しそこから興味を持ち始めるマキ。

純粋に、彼に何があったのか気になる様子。

花津 ハナヨ:情熱のアレ 1巻(集英社)

『セックスさえすれば心のスキマが埋まると思ってたの』

恋人とうまくいっていないマキを心配する由美ちゃん。

王子のことが気になってるのなら、なおさらもう次の人見つけたら?とアドバイスをする。

一緒に暮らしているのがしんどそうだし、帰りたくないというマキに付き合うのも疲れてきたらしい彼女笑

【金曜日だけはかならずする】というルールをもうけて頑張ってきたものの、よけいに虚しさを募らせてしまう羽目に。

お互いを大事にする気持ち、求める気持ちの延長にあるセックス。

義務で、ルールでやるほどにギクシャクすることは初めから分かっていたはずなのに。

セックスも、恋愛もどんどん出来なくなってしまうマキ。

自信を失くした彼女の活路はーーー。

【感想】

広告で見て気になっていたところ、ピッコマで3巻まで読めたのでまとめ買い!

主人公のマキと年齢が近いこと、アダルトグッズの世界を知ってみたかったので読んでみたら、あっという間にはまりました(*^^*)

CAとお呼びっ!も面白くて好きでしたが、こちらもかなり面白い!

正直、タイトルで損してる感じはあるのですが、内容は至って真面目。

アダルトグッズが求められる背景、作られる過程などきちんとした取材の元に描かれると感じるリアリティも相まって引き込まれました。

好きな人に対して抱く思いはそれぞれみんな事情があって、その間にあるものがアダルトグッズなのかなぁと思いました。

汚らわしいモノでも恥ずかしいモノでも無いはずなのに、どこか抵抗を感じてしまう背景には、日本の性にまつわる環境や教育もあるだろうから、広めたい方も受け取りたい方も損している現実も垣間見えたり…。

悩んでばかりのマキが少しずつ変わっていく展開も見どころでした。

テーマも面白いけど各キャラクターも魅力的なのがこの漫画のいいところ!

2巻も近いうちに♪

今日もお読みいただきありがとうございました(`・ω・´)

手荒れが治る気配がまったくありません、なのではやく慣れようと思います笑

既刊リンク

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