生徒に想いを寄せる先生&先生と付き合うJKの破滅回ー裏アカ破滅記念日6巻
『裏アカ破滅記念日 6巻』 桜井 美也(著)フラワーコミックス（小学館）
【あらすじ】
女性教師の相川は、生徒の土田からエッチな質問をされてからかわれる毎日。
でも、大丈夫。
彼は私のことが好きなだけーー
『だって男の子って好きな女の子のこと、イジめちゃうんでしょ？』
『大人の余裕で受け止めてあげるーー』
裏アカからDMを送って…。
女教師の歪んだ思い込みと裏アカは悲劇を招く！
転落ストーリー！
(この本の情報 より引用)
【みどころ】
『わたし平気です』
相川ゆり子は男子校の英語教師で、30歳で処女。
生徒から投げ掛けられるエッチな質問に、笑顔で応える少し妙な女性…(;’∀’)
どんな言葉にも怒ったり落ち込んだりしない様子から、生徒からは不気味がられている。
相川先生にとっては、
からかわれること＝自分のことが好きってことでしょう♡
と思い込む。
『えっ！？』
自宅でテストの採点をする相川先生。
質問をしてきた相手、土田を意識するあまり彼の出した答案から、
自分と結婚した場合の姓名判断をしたり、
エッチな質問に個別に返答したり、
やりたい放題である笑
『あなたの気持ちにこたえてあげる』
ところが答案を返却して以降、土田の様子がよそよそしくなってしまう。
相川先生がテスト用紙に書いたメッセージが仲間内でも広まり、からかう生徒も全滅。
授業も穏便に進み、傍から見れば生徒たちは大人しくなったようにも見える。
そんな状況に相川先生は、『本当はエッチなことがしたいのに素直じゃないなぁ』
と裏アカで呟き、
なんと土田のアカウント宛に裏アカからダイレクトメッセージを送ってしまう！
相川先生がテストにメッセージを書いたことでドン引きしていた土田くん。
この流れ、本当に彼が最初にメッセージを書いていたのかさえ疑問…。
その前から相川先生を避けているようなそぶりがあったのに、こんなこと書くかな？？
『プレゼントはわたしだよ』
DM を送った翌日の放課後、土田が毎日使っている学校のイスに、下着を脱いで直に座ってしまう先生(;´･ω･)
想いが募ってしてしまった行動、
そんな姿を見てくれたのは、意中の土田じゃなくて…？
『先生と付き合って1ヶ月』
授業中にいじっていたスマホを取り上げられてしまうJKの長沢茜。
その画面はTwitterで、アカウント名は『先生だいすき＠JK裏アカ』。
だったことから(？)先生が好きなことがバレてしまう。。
けれど、
まさかの両想いで付き合うことに！
親にも友達にも言えない恋をしていることから、相談先はいつもTwitter。
みんなの言葉のおかげで初めてのキスに成功、それから益々ネットの意見を参考にするように。
『何このJK…』
キスをしたら、それ以上がしたくなってしまった茜。
先生は『卒業するまでガマンしよう』と節度のある付き合いを勧める。
茜は、それでは納得できずいつものようにTwitterの裏アカで相談。
すると、リプライをくれる中に先生のことを知っているようなJKが出現。
動揺する茜だが、先生が言っていた『生徒と付き合うのは初めて』
という言葉を信じて、強引に迫ってしまう。
『嘘…ついてたの…？』
先生も我慢していたようで、学校でセックスし始めてしまう二人(;’∀’)
裏アカにリプライを送ってきたJKのことが気になって先生に、
『好きになった生徒って…わたしだけ……？』
ときくと、
『……………いたよ』
との返答。
それを聞いて強いショックを受ける茜。
いたと言っても、気になっていただけで深い仲になるのは茜が初めてという先生。
何が本当で嘘か分からなくなった茜は、
混乱しながら、先生を…
( ;∀;)
【感想】
過去最高にサイコな巻では…？
後半のJKはともかく、女の先生は怖すぎ！(;’∀’)
『エッチな質問でからかわれた』＝『私のことが好き』ってなっちゃうのはそもそも、自分が先に相手のことを好きなのでは？？？？？
だって、眼中にもない相手に同じ質問されたら多分この人激怒するでしょう？笑
テストで返答をしていたあのシーン、土田君の青ざめようからは、本当にからかう言葉が書いてあったのかも疑問…(｀・ω・´)？
先生が、『あの子は私のことが好きなのね』と思い込み、暴走したように見えてなりません( ;∀;)
JKの方は一見普通のお話かと思いきや、人の意見に惑わされて転落したタイプでした。
顔が見えないのに、誰かの言葉って妙に説得力ありますよね、ネットって…。
今日もお読みいただきありがとうございました！
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