【2~4歳】おすすめ絵本5選
【2~4歳】おすすめ絵本5選
久し振りの絵本投稿!
子が2歳から4歳の現在まで愛読している絵本を、5冊選んでみました。
絵本選びのご参考になれば幸いです。
ぜったいに おしちゃダメ?
絵本を探しに書店へ行かれることが多い方なら、一度は目にしたことがある作品ではないでしょうか?
一人目を授かってから二人目を生むまで、書店には何度も足を運びましたが大体どの書店の絵本コーナーにもかならず置かれている印象のある素晴らしい本。
ママ友がこの本が大好きで、影響されて購入に至りました。
このえほんには 1つだけルールがあるよ
それは、このボタンをおしちゃダメ
ということ
このボタンのことをかんがえてもダメ
できるかな?
引用元:ぜったいに おしちゃダメ?
ラリーという紫色のモンスターが物語冒頭にこんな言葉を教えてくれます。
- ボタンをおしちゃダメ
- 考えてもダメ
こんなこと、読者(子ども)は守れるはずもなく、魅力的なボタンにあっという間に陥落していき、ページをめくるたびに笑い転げていた素晴らしい本(2回目)。
子どもはなんて誘惑に弱いんだろうということを、改めて感じさせてくれた本でした笑
いつつごうさぎとうみのほうせき
の記事でもご紹介した、いつつごうさぎシリーズ!
続編がなかなか出なかったので、もう出ないのかも、、
と思いかけていたところに、子が書店で発見して、歓喜に包まれました(私が)
この くるまは、たびする きっさてん。
きょうは はまべで おみせを ひらくことに しました。
「いらっしゃいませ~!いつつごうさぎの きっさてん、かいてんしま~す!」
引用元:いつつごうさぎとうみのほうせき
前作は春だったので、いちご畑での営業。
今回は季節が夏へとかわり、海辺でお店を開いています。
スイーツのみだったのが今回からはお食事プレートが出たりして、それが本当に美味しそうで!
お店の営業をおやすみさせて、海へと繰り出したいつつごが出会ったのは…?
前作よりも紹介される食べ物はすくなめですが、お話に重点を置いていて、ワクワクしながら子と読みました。
レモンちゃん
こちらはfireHDタブレットに入っていた作品で、リズムの良い台詞と魅力あふれる野菜や果物の絵柄に惹かれて、繰り返し読んだお話。
読み過ぎて気に入りすぎて、紙の本も買っちゃいました(絵本大好き)。
レモンちゃんは レモンの おんなのこ。
おいしいもりに おともだちを さがしにきました。
「レ、レ、レ、レモン、モン♪
ステキな おともだち できるかな~♪」
引用元:レモンちゃん
ほがらかで優しい女の子のレモンちゃんが、おともだちを作るために【おいしいもり】にやってくるところから物語はスタート。
森で遊んでいるくだものや野菜たちに声をかけますが、
『わたしたちは あま~いのよ! あなたは なかまじゃないわ!』
とりんごに言われ、
『おまえは なかまじゃない! だって ごはんの おかずで みたことないぞ!』
と大根に言われ、
『じぶんて なにもの…?』
と、困惑し、自分探しを始めてしまいます。
かわいそうなレモンちゃん、一体誰がレモンちゃんの仲間なの?レモンちゃんってなんなの?(食物としての種類的な…)
という感情が高まってきたところで、予想外の展開に、大いに笑わされる作品笑
お友達を大事にしようとか、仲間外れは良くないとか、そういうメッセージを含んだ作品ではなく、ただただ驚かされ、ただただ笑ってしまうホットで実はスパイシーな絵本。
絵本好き&笑うことが好きな方には後悔させないので、ぜひぜひ読んで頂きたい作品です。
なんといちごちゃんも出たようで、これも欲しい物リスト(脳内)に入れています笑
新しい絵本に出会わせてくれるのはタブレットのおかげ。
いつでも本屋さんに行けるわけではないので、非常にありがたい存在です!
ねぐせのしくみ
絵本界屈指の奇才(?)、ヨシタケシンスケさんのねぐせ絵本!
毎回毎回、よくそんなところをクローズアップしたな…という着眼点が本当に素晴らしいですよね。
だってねぐせをテーマにしようと思います?笑
もう表紙からして笑ってしまいました。
眠りについた子を、とあるキャラクターたちがそーっと運び出し、記念撮影をし、パレードの主役にし、寝息のコンサートを開催し、ながーーーい滑り台に乗せ…
部屋に戻って来たと思ったら、、、、、、
…
…
実はねぐせは、寝ている間についたのではなく誰かによって作られたものだとしたら?
そんな風に考えて一冊に仕上げたヨシタケシンスケさんのおふざけ心が最高の作品。
ちなみに私は寝ている間に服を脱いでしまうことがあるんですが、あれも実は…?
なんて考えると最高に面白いな!と感じました笑
新たな価値観(可能性)をありがとう、ヨシタケシンスケさん!!
以前投稿した、ヨシタケシンスケさんの子育てエッセイはこちら。
こどもルールブック よくできました!
最後にご紹介するこちらは絵本のジャンルかというと児童書になるのかも?
3歳からチャレンジしたい46の習慣
と帯文には書かれていて、3歳を過ぎたあたりから社会性を身に着けて欲しいと感じていたので、購入に至りました。
このルールの理由、
自信をもって、こどもに教えられますか?
・「ありがとう」を くちぐせにする
・ぬいだ ようふくは かたづける
・「だって」と いわない
・ごほうびがなくても がんばる
・じぶんの いい ところを みつける
・おぎょうぎよく たべる
・プレゼントは よころんで うけとる
・よこぎるときは、ひとの うしろを とおる
・ひとの はなしは しんけんに きく
・かっても いばらない、まけても おこらない
引用元:こどもルールブック よくできました!
物事の善し悪しや世の中のルール、ちゃんと説明する自信はない!
それでも分かって(覚えておいて)欲しいことって沢山ありますよね。
2歳後半~3歳くらいはあらゆる物事に関して
『なんで?』
『どうして?』
と毎日毎時間聞かれる日々だったので、親として改めて大事なことをきちんと押さえておきたい&本を通して認識してくれたらな…という思いがありました。
こちらの本では、
⑴「ありがとう」をくちぐせにする
あなたは どんなとき「ありがとう」っていっている?
プレゼントを もらったときだけじゃないよ。
ともだちが「いっしょにあそぼう」って さそってくれたときや、
レストランで おみせの ひとが りょうりをはこんできてくれたときも、
「ありがとう」っていうんだよ。
「ありがとう」のでばんは、まいにちいっぱい。
だから、「ありがとう」をくちぐせにしよう。
引用元:こどもルールブック よくできました!
このように、
- ルール
- 理由
- 効果
という感じで、子でも分かりやすく説明されているので、納得しやすいようです。
ありがとうを口ぐせにするといった、やった方がいいことから、
知らない人にはついていかない、困った時はすぐ話すといった、身を守るもの、
それから、友だちのいいところを探す、夢中になれるものを見つけるといった、生きるのが楽しくなる手段まで提示してくれています。
保護者のみなさんへ
こどもの成長はとても早く、また、社会の変化は激しく、
「これから令和の時代を生きるこどもに、必要なものはなんなのか?」
「こどもの可能性を引き出すために、親としてなにができるか?」と、
考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
(中略)
「しつけ」というと、きびしいイメージがあるかもしれませんが、
本来は親からこどもへの「しあわせに生きる力」のプレゼント!
社会のルールを身につけ、自分もまわりの人も安全に気持ちよく過ごせるようになることは、生きていく上で大きな強みになり、しあわせに生きる土台になります。
引用元:こどもルールブック よくできました!
まわりと協力して生きる力、自分を大切に思う価値観、令和の子育てにぜひ授けたいものだと感じていた私にとって、とても響く内容でした。
外国人と交流する機会が増えても、移民を受け入れる地域が増えたとしても、大事にしたいなぁと思える価値観。
秩序を守るのは、それぞれの道徳的観念にかかってますからね…!
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