リバウンドゼロ!収納場所から部屋全体を綺麗に保つコツを紹介♪
『「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました 見えないところも整理整頓編』なぎまゆ(著)コミックエッセイ(KADOKAWA)
【概略】
元片付けられない人だった著者がおくる、二度と部屋が散らからなくなるための整理整頓術第2弾!
掃除はしているから部屋はきれい…。
だけど、クローゼットや食器棚をはじめ、収納場所を上手に利用できていますか?
少しでもドキッとしたならば、あなたの部屋は『隠れ肥満型』かもしれません!
パッと見た感じきれいな部屋だけど、収納がぐっちゃぐちゃ…。
これこそが隠れ肥満型部屋なのです。
今作では前巻よりも少し視点を移し、後に散らかってしまう要素になりかねない隠れた部分の整理整頓術を解説!
前巻と合わせて読めば、二度と散らからない部屋にまた一歩近付くこと間違いなし。
(この本の情報 より引用)
【みどころ】
part1:お片付けの極意おさらい
片付けとは
⑴一度全部出し
なるべく「場所ごと」ではなく「物ごと」に出すのがベスト
⑵「使えない物」と「使わない物」を徹底的に手放し
※何度片付けてもリバウンドする人は⑵をすっ飛ばしていることが多い
⑶収納しなおすこと
(本文p3 より引用)
前作、「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら二度と散らからない部屋になりました
の続編とも言える、クローゼットや押し入れやキッチンまわり、書類関連など、見えない収納に特化したコミックエッセイが出ました♪
前作がとても良かったので、読者としては嬉しい限り(`・ω・´)
なぎまゆさんのお片付けルールは一貫して、上記の3点!
収納場所が変わっても、収納する物が変わってもやり方は変わっていないので、今一度大事な点をおさらい♪
ちょこっと荷物を出すこと、ちょこっと捨てることなら片付けたい方なら誰しも日常的にやっていると思うんですよね。
でも、全部出して一斉に仕分け、という作業がとにかく根気がいる…!
けど、なぎまゆさんいわく、これが一番大切なのだそう。
片付けに必要なのは几帳面になる「努力」ではなく
自分の性格でも片付いていられる「工夫」である
ということを、二人の友人の片付けの手伝いを通して描かせていただきまして
その結果
(本文p4 より引用)
こちらもおさらい♪
性格や考え方を変えることは簡単ではないけれど、生まれ持った性格や考え方で、快適に過ごすことはできるはず!
ということで、自分ができる範囲で部屋が綺麗に保つコツを前作同様伝授♪
ダイエットもそうだけど、今の自分でもできること、そもそも無理のない範囲でないと続けられないですもんね( ;∀;)
part2:衣類の特徴とクローゼットの活用法
『困ってることはね 例えば衣装ケースの服を出し入れしようとするじゃない?』
前作を読んだという友人、Pさん。
家に呼ばれたなぎまゆさんが相談をされたのは、クローゼットという【収納場所】をうまく使えないという内容!
すっからかんだったら相談されることは多分ほとんどないだろうけど、多くの人は物が溢れて使いにくい状態を相談しますよね( ;∀;)
クローゼットが物でパンパンになり、使いにくくて仕方ないというPさんに対し、
- 収納に対して物の量が多すぎる
- 要不要の選別をしていない
という回答をするなぎまゆさん。
ちゃんと収まっているいるように見えて、何が入っているかすぐに分からない、中のものがとにかく多く取り出しづらいのは、活用できていない証拠であるんだとか。
『人って 取り出しやすい場所や見やすい場所の服しか目に入らないからね』
例によって、
全部出して、
要不要の選別、
再収納
をすべく、クローゼットの中身をすべてリセットする二人!
クローゼットの中身を全部出したら、6畳の部屋がほとんど埋まったというPさん笑
たたんでしまわれているとその量って実感しにくいけど、実際出してみて目にすると結構な量持ってたなってことありますよね( ;∀;)
そして選別を始めるとほとんどが要らない物という…。
『出し入れの手間が大きければ大きいほど 人は物を出し入れしなくなるのね』
食器もそうですが、しょっちゅう出し入れする洋服も
パッと見たときの分かりやすさ、出し入れのしやすさ
が重要だというなぎまゆさん。
しっかりキッチリしまってあっても出し入れにハードルを感じない人や、キレイに陳列することが好きな人には多分関係ないんでしょうが、収納の手間が増えると部屋が散らかるタイプの人は、なるべく簡単な収納を目指した方が良いそう。
しまうことを先のばしにしてしまったり、とりあえずの場所に置いた結果、どんどん部屋が散らかり何がどこにあるか分からなくなり、ダブり買いが増えたり…ということに繋がるそうです(`・ω・´)!
しまう時もそうですが、然るべき場所にしまわれていないととにかく掃除もしづらいですもんね~
ホコリも毎日どんな場所にでも積もるので、そういう意味でも物の出しっぱなし、持ち過ぎは本当に管理するのが大変…!!!
今回はクローゼットの中の「衣類収納」に焦点を当てましたが
クローゼットの中に入れる物は衣類だけではありません
季節家電
布団
その他諸々
各家庭によってクローゼットに収納したいものは様々ですが
ここで注意したいのは収納グッズの導入についてです
収納関係の便利グッズは本当にたくさん存在します
(本文p52 より引用)
クローゼットは、【必要だけど今は使わない物をしまう】という大前提のある収納場所。
クローゼットが物で溢れた場合、整理すれば(収納グッズを使えば、)改善できるかも?
と思いがちですが、まずは要不要の選別、その結果、特別な収納グッズが必要ないほど物が溢れない可能性も…となぎまゆさんは指摘します。
まずは選別、その次に収納。
で、出し入れが不便だと感じるようならその時初めて便利グッズ、収納グッズを買うのが良いようです。
いつもすぐ収納グッズを見に行ってたけど、まずは片付けからですよね…( ;∀;)
part3:キッチン周辺+意外な便利グッズ、今ある服を大事にするコツ
『だからこれも「必要な分だけ持つ」ことを意識しながら買ったり捨てたりしないといけないんだ』
クローゼットついでにキッチンの収納も相談されたなぎまゆさん。
キッチンも同じく隠れ肥満状態!
片付けの方法は全部出して選別&収納と今まで通り♪
食器って、祝い事でもらいがちだし、なかなか壊れないのに増えやすいシロモノであるそうなので、人数分+αくらいの数に調整するのが扱いやすいコツのようです(`・ω・´)
前作にも出てきた整頓上手な友人さんいわく、来客時も普段使いも同じものにしているそう!
少し高品質だと、普段は丁寧に使うし来客対応も出来て、食器の保有枚数も増えないので良いのだとか。
これは個人的にとっても真似したい!
⑴基本的に収納や行動スペースが狭くて不便
大抵キッチン収納はしゃがんだり背伸びをしたりする必要がある…
キッチンの形状にもよるけど、だいたい場所や収納が狭いことが多い
⑵置いてある物が細かい
キッチンに置いてある物は細かくて壊れやすい
こぼれやすい物が多い
⑶死蔵できない物が多い
賞味期限を管理しないといけない物が多い
(本文p62 より引用)
冷蔵庫に入れない食料といえば
- 調味料
- 粉もの
- 缶詰
- 瓶詰
- レトルト
- インスタント食品
などなど色々ありますよね。
どれも直置きに向かない、物の形状がバラバラ、賞味期限の管理が必要
など、賃貸や単身者用のキッチンには不向きな物ばかりだから、収納も難しいんですよね…( ;∀;)
引っ越して新しいキッチンになってからはだいぶ解消されたとは思いますが、この辺は収納グッズを使う、ジャンルの特性を活かした保存方法が良いようです♪
前作ではキッチン関係も見たかったなぁと思っていただけに、なぎまゆさんの考察&解説が教えてもらえるのは嬉しい限り(≧▽≦)
『そこにある便利グッズ』
30ページほど、東京ウォーカーに掲載された漫画も収録されています♪
どれもこれも、お片付けや物の管理で困った方には響くであろう内容が沢山載っているので、読み応え抜群でした(`・ω・´)
中でも気に入ったのは、最初に捨てがちだけど、実は使える優れモノたちの活用方法!
いつも真っ先に捨ててたけれど、そのままでも意外と使える&汚れたり壊れても苦にならないというのは大きい…!
仮収納でテストして、ちょっとグレードを上げた収納グッズを買えば失敗もないですしね♪
『服のお直しで部屋がキレイに!?』
捨てる程じゃないけど中々着ない…という服の活かし方!
こういう服って、一部が気に入らないとかありますよね(;´・ω・)
年齢に合わないとか少しだけ気に入らないデザイン…とかあるある過ぎて汗
こういうのは思い切って売ったり手放したりしていたのですが、まさかお直しという手があるとは!
いつも行くイオンに洋服リフォーム屋さんが入っているので、どんな事が出来るのか聞いてみようかと思いました笑
子どものアウター、中古なのでフードのエコファーのニオイが若干気になる…。
で、この方法を知ってエコファー取り外せないかな?と思っています(`・ω・´)
気になる方は、
『洋服 お直し』
『洋服 リフォーム』
とかで検索すると最寄の地域の仕立て屋さんが出てきます♪
料金も数百円~数千円で再び洋服の稼働率が上がるなら、新しい服を探すとか、気に入った服が見つかるまで手放さない(死蔵させ続ける)より、ずっと良いと思いました!
…
ご紹介した他に、
取扱説明書や重要書類などの書類の管理術、
コレクター必見!趣味のコレクションの活かし方、
物の管理の仕方と性格、
などなど、
新生活スタートに向けて、お片付けしませんか?(`・ω・´)
【感想】
続編もとっても読みやすく、また、片付けの参考になりました!
こういう片付け方法って、片付けを会得したとか元から難なく出来る人じゃないと気付けないことなんじゃ…とつくづく思いました。
生まれて30年、上手に片付けられたためしがない…( ;∀;)
物が溢れる現代に生きているけど、それを上手く活用する・管理できるかは限られた人にある性質なのかもなぁとも。
ダイエット本と同じで、巷にこれだけハウツー本が溢れているということは、本来人は片付けが苦手と踏んでいます笑
なぎまゆさんの片付けにおける考察&洞察は本当に面白いし為になります。
どうやったら快適に過ごせるか、常々考えて実践していないと、収納場所や物に対する性質をここまで掴めない気がしますし(`・ω・´)
コミックエッセイでそれを楽しく学べてありがたいです。
お片付け3冊目は出るのかな?
お片付けネタじゃなくても、なぎまゆさんが得意なことや楽しく取り組んでいることがあれば、そんなエッセイを読みたいです♪
今日もお読みいただき、ありがとうございました(`・ω・´)
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