一緒にいる事で自分が変われる、強くなる。そんな結婚が一番理想的♫

2018-06-15

『ラララ 4巻』金田一蓮十郎(著)ヤングガンガンコミックス(スクウェア・エニックス

【あらすじ】

美人で外科医の高スペック嫁・石村亜依と

“元リーマン”専業主婦・桐島士郎の、

婚姻届から始まった奇妙な結婚生活は、

紆余曲折しながらお互いに“いい妻・いい夫”を

目指して過ごそうと“夫婦”として歩み始めるが、

「元カノ妊娠問題」

「ストーカー問題」

そして「親戚問題」と修羅場の連続に2人は!?

 

結婚から始まる

奇想天外ストーリー第4巻!

 

【みどころ】

「元カノ(妊婦)がやって来ました」

 

桐島がリストラされた事により、一方的に別れを告げた元カノが、妊婦姿で桐島の前に再登場!?

 

復縁要請か?と考えていた桐島の斜め上過ぎる展開…Σ(-᷅_-᷄๑)

 

「育てた人達が十分可愛がってくれたからかも知れないけど」

 

石村さんも帰って来て、元カノの紗絵(さえ)と三人で話し合いをするも、「母親に育てる気がないのなら、父親である桐島くん(と自分)で育てるしかあるまい」あっさり解決w

さすが石村さん(`・ω・´)!

 

自分と血の繋がっていない子供を急に育てることになっても

生まれてくることを歓迎している

この状況自体を嘆かない

十分に愛されてきた石村さんだからこそ、人を信じ愛せるのかも知れない。

カッコいいエピソードだなぁ

 

「自分の生き方を見直すきっかけをくれた気がする」

 

元カノの妊娠は実はウソ(!)

 

別れた元彼(桐島)が即結婚して、専業主夫を謳歌しているらしいと風の噂で聞いた紗絵。

それならちょっと驚かせてやろうと、妊婦姿で現れたものの桐島夫婦は歓迎ムード笑

紗絵の思惑は外れるし、付き合っていた時よりも桐島も逞しく成長している始末…。

こんなに清々しく物事に立ち向かう姿を見たら、罪悪感だって沸くし、羨ましくもなるよなぁ笑

 

自分をよりアップグレードさせてくれると言うと大袈裟かも知れないけど、一緒にいる事で良いところが伸びたり、出来ることが増えたり、何より困難に立ち向かう力が強くなる関係って素敵。

紗絵と居たころの桐島はある意味で紗絵と同レベルだったかも知れない。

石村さんと居ると、きちんと物事に向き合う、人としてのレベが上がった様に感じる。

それもこれも石村さんに合わせるため、石村さんと一緒に居るため。

かえって桐島の揺るぎない愛情を感じた回w

 

「予備を貸してやろう」

 

スタンガンww

 

過去、幾度となくストーカー問題に遭って来た石村さん。

具体的な実害や攻撃などはなく、ほとんどが崇拝・見守り系らしい(そんなジャンルまであるらしい)

結婚したことで、石村さんの既存のストーカーが桐島のことを調べている疑惑?

 

「心当たりがない訳ではないんだよなぁ…」

桐島の親族が石村さんを調べているらしい、結婚したことを良く思っていない親族が桐島サイドにいるって事?

このひと癖ありそうな女性と、年始の集まりに参加する桐島夫婦…

と言うところで4巻は終了!

 

親戚問題ついにきた!

 

【感想】

元カノ妊娠問題、桐島は性格の悪い彼女と付き合っていたんだなぁという感じ笑

別れた恋人を驚かしたり騙そうと普通思うのかな?

桐島をよく思わない雑賀先生まで加担して…

おかげで石村さんの価値観がはっきりしたり、夫婦の絆が深まった気がするけど笑

困難な問題に当たっても、「この人とならやって行けそう」と思える結婚生活っていいなぁ。

 

 

既刊リンク

金田一蓮十郎

夫婦のターニングポイント? 人を愛するって難しくておもしろい

結婚一周年♬ 今日も二人は自分たちらしく、一歩ずつ絆を深める!

 

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