ドストライクイケメンでも迷うくらいの変態!!からの求愛!?―隣の席の変な先輩1巻
『隣の席の変な先輩 1巻』うすくち(著)BABY G-Side(ふゅーじょんぷろだくと)
隣の席の変な先輩 1巻:あらすじ
【TL史上、最狂にド変態。】
思い込みが激しい根暗ストーカー×イケメン大好きな普通のOL。
ーー三度の飯よりイケメンが大好き。
そんなまゆみが異動してきたのは社内で一番美形が多い営業部。
毎日イケメンに囲まれてウハウハな日々を味わう彼女だったが、たった一人、まゆみを悩ませる”男”がいた…。
隣の席に座る先輩、朝日向明男(あさひな あきお)。
まゆみに好意を寄せるこの男は、気持ち悪いほど粘着質なド変態野郎だった!!
振り向けば、いつもそこには彼がーー。(恐怖)
コミックス版でしか読めない描き下ろし漫画も収録。
待望のコミックス第1巻。
(この本の情報 より引用)
隣の席の変な先輩 6話はこちらから♪
1巻最後の5話にて仲違い(?)してしまったまゆみと朝日向先輩。
まゆみはどうにか朝日向と二人っきりになって仲直りをしようとしますが、二人っきりになって出来たのは話ではなく、体の…(?)
三度の飯よりイケメン好きなまゆみ
朝日向明男(あさひな あきお)
キラキラした印象の名前とは正反対に本人はとにかく根暗
うじうじした性格でいわゆるコミュ障
人と5秒以上目を合わせることができない
仕事は正確だが
なぜ彼が営業に居るのかは正直不明である
引用元:隣の席の変な先輩 1巻
主人公、芽吹まゆみは(27歳)は広報部から営業部に異動した大のイケメン好き。
仕事がキツいという噂がありつつも、社内一美形が多いという営業部への異動を心から喜んでいたのもつかの間…。
隣の席の、根暗でうじうじしたコミュ障先輩、朝日向明男(あさひな あきお)に気に入られていることを否が応でも自覚!
イケメン大好きなまゆみでも、自分の名前がびっしりと書かれた紙を朝日向先輩が落とした瞬間、
まゆみ:『気持ち悪!!』
と叫んで(大事な)書類を握り潰してしまうくらい、生理的に遠慮したい相手…。
朝日向先輩が恋をしたきっかけは
芽吹さんは覚えてないかもしれないけどーー
俺達前に一度 給湯室で会ったことがあるんだ
その時俺の不注意で芽吹さんにコーヒーをかけてしまって…
俺が俺が悪いのに
芽吹さん自分のことより
俺がぶちまけた資料拾ってくれたり
嫌な顔せずにハンカチまで貸してくれて
俺 当時はもっと暗くて社内でも裏で噂されたり
避けられること多かったけど
でも あの日の芽吹さんの笑顔思い出すと
元気が湧いてきて頑張ろうって気持ちになる
すごく 本当にすごく助けられた
引用元:隣の席の変な先輩 1巻
朝日向先輩の同期、佐藤先輩※の不注意で、ツーマンセルでプレゼン資料を作ることになった二人。
※佐藤先輩…営業オフィスイチの元気印。天然でハイパーポジティブ&ポカが多い
彼がきっかけでまゆみと朝日向先輩が二人っきりになることが多い
誰もいないオフィスで二人っきり…嫌な予感…と緊張するまゆみに、こちらも緊張している様子の朝日向先輩。
残業はいつも一人だったし、一緒にできる相手がまさかの意中の相手とあって、浮かれていた…と反省する朝日向先輩に、不覚にもキュンとしてしまうまゆみは、
まゆみ:『あの~…前々から疑問なんですが』
『朝日向さんていつから私のこと好きなんですか?』
と、ドン引きするに違いない会話で雰囲気を盛り下げる作戦に!
のつもりが、2年前から本気で愛されていた様子に、思いのほか照れてしまうまゆみ…(でもこのきっかけを全然覚えていない)。
俺なんかが芽吹さんの隣に居るだけで月とすっぽん
いや すっぽんにすら申し訳なくなってきたぞ…
とすると俺はなんだ…?
俺はいったい誰なんだ?
存在価値すらないただのゴミ…
引用元:隣の席の変な先輩 1巻
必要以上に自虐してしまう朝日向(しかも毎回面白い)に、
(そりゃ私だって最初は変な人って思ってたけど)
(でも違う)
(この人はすごく純粋な人なんだろうな)
と感じ、あなたにはあなたの良いところがあると思いますよ!と純粋に励まし、残りの業務に取り掛かる。
…
…
業務も深夜に差し掛かり、つい眠ってしまったまゆみ。
まゆみの目に映ったのは、まゆみを見ながら一人で致している朝日向!!!
朝日向:襲おうだなんて
おっ思ってないから…
芽吹きさんのこと見ながら一人でシてただけだから…っ
まゆみ:十分 問題ありますから
それーーーーーーーーーーーー!!
引用元:隣の席の変な先輩 1巻
ドン引きしつつも滑って握ってしまった拍子にお手伝い(?)するまゆみ、よがる朝日向先輩に見惚れたり、思わず『可愛い』と言ってしまったことから、合計3回はしたらしい二人笑
事件を発端に壊れる二人の距離感
あ 朝日向さん意外だ…
い、イイ匂いする…
いやいやいやイカンイカン!!
こんなこと考えてたら朝日向さんと同じになっちゃう!
私は…私は変態じゃないんだから!
引用元:隣の席の変な先輩 1巻
根暗ド変態野郎に流されてはいけない!と無視を決め込むまゆみだが、そうはいかないのは二人で仕事をするパターンが多いから。
まゆみの『ドストライクイケメン』というセリフを繰り返す朝日向先輩に根負けしたまゆみは、朝日向先輩に対し、
まゆみ:『朝日向さんの顔ね うんうん』
『嫌いじゃないです!嫌いじゃないです!』
と、結局元通り(朝日向先輩の変態行為を許す?関係)に笑
営業先へ行く電車内で密着した二人は、お互いの匂いにドギマギしつつ…
朝日向先輩は堂々とまゆみの匂いを嗅ぎ、まゆみは先輩とは同レベルじゃないぞ!と自分を律して我慢する笑
電車の揺れというラッキースケベにより、まゆみの胸を触ってしまう朝日向先輩。
感じてしまうまゆみを見て興奮した先輩は、そのまま揉みしだき股間を押し付け、キスをし…と、やりたい放題!
…
……
当然怒るまゆみは、
まゆみ:『普通好きな人にあんなことしないですからね!』
とガツンと叱るが、
朝日向:『お、俺…俺ね…』
『ひ 人を好きになるの初めてで…』
と、好きで好きでどうしようもないからこそ、歯止めが効かない…と困った顔をする朝日向先輩に困った顔をするまゆみ。
…
…
このまま、今度はまゆみが朝日向先輩の体を触ってみたり、
風邪で寝込む朝日向先輩に襲われかけたり、
心とは裏腹に壊れ続ける二人の距離感!(しかもめちゃくちゃエロい)
二人の心が通じ合う日は来るのか??
隣の席の変な先輩 1巻:感想
朝日向先輩ね…
たしかに変態ですが…
いかんせん顔が良いからね…
そういう方多いのではないのでしょうか???
まゆみのなけなし(?)の理性がいつ飛ぶのやら、楽しみな私です。
主要キャラにして流されにくいヒロイン、カッコいいのにどこか気持ち悪いという、人間臭い彼らがとても気に入っている作品です。
イケメンなのに根暗で変態で童貞という朝日向先輩、きっと今まで不遇だったでしょうから、まゆみと両想いになって、幸せになって欲しいキャラクターです。
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