4巻も、テンポギャグ共にキレキレな様子!益々主夫が板についてきた龍さん…!
『極主夫道 4巻』おおのこうすけ(著)BUNCH COMICS(新潮社)
【あらすじ】
買い物中、猫に荷物を盗まれた龍。
追いかけるうちに
ヤクザも巻き込んで
商店街は大騒ぎ!?
アットホーム任侠コメディ、第4巻!
(裏表紙より引用)
☆3巻ざっくりと
サンタ役、カフェパート、主夫力高めな龍さんは、家族のため・地域のために奔走する…!
【みどころ】
『ハフ ハフ ハフッ』
お洗濯ものを干していたら、隣の部屋から充満する煙!
火事かと焦って駆け付けると、部屋のなかでBBQに勤しむ隣人(ボブ)の姿が…
いや家の中でBBQすなよwww
その光景に驚きつつも、誘われるままに肉を頬張る龍さんwww
奥さんの美久さんが、会社でもらってきた牧場のペアチケット♪
季節の花畑
グルメ工房
アトラクション
クラフト体験
アヒルレースにふれあい広場…
いい年してこんなところで遊べと…?
と訝し気な龍さんだけど、美久さん以上にはしゃいで、めっちゃ楽しそうwww
昼食も持参して、気合の入り様がまるで違う笑
『おい情報屋 タピオカの材料を仕入れたい』
クレープ屋さんの上がり(売上)がイマイチな虎二郎。
今はやりのタピオカミルクティーをメニューに取り入れるため、ここらで一番詳しい龍さんにタピオカについて教えてもらうことに笑
タピオカの材料を仕入れるため、情報屋にさらに情報をもらう二人、その対価が餃子無料券www
平和な世界にほっこりする(`・ω・´)
『これだよこれ!!タピオカだ!!』
タピオカ粉を買ってコネコネ自作する二人笑
お湯でふやかすだけのやつとか買わないあたりが真面目でイイ!
作ったことないけど、大きさにバラつきとか出ないのかな?
器用な龍さんが付いていたら大丈夫だと思うけど(絶大な信頼)
『場合によっちゃ戦争ですよねぇ』
〇メダ的な喫茶店で主婦友と談笑する龍さんwww
いいなぁこういう日常(コロナめ)
家族に腹が立つこと、困ったことなどを、ヤクザ時代の失敗と織り交ぜて話す龍さんが相変わらず面白い笑
噛み合ってないようで絶妙に噛み合ってるこのギリギリのトーク構成、相変わらず秀逸…!
舎弟の雅と〇イソーに行ってみたり、
美久さんと一緒にビーチバレーでくまさんベアーズと闘ってみたり、
近所のママさんの子と自由研究やってみたり、
相変わらずアットホーム!
【感想】
4巻でもキレキレのギャグが冴えていました!
巻数を重ねればマンネリ化することが多いと思うんですが、この作品に関してはそれが無いのが本当に凄い。
むしろシュールギャグが加速している…?
元極道の人間を主夫道に入れてこれだけ面白いって凄いですよね笑
よくこんなに色々思いつくなとばかり思いますw
脇を固めるキャラクターが濃いのも魅力的。
美久さんや主婦友との絡みが好きなので、ヤクザの面々同様、これからもバンバン登場させて欲しいところ笑
5巻は6月ごろに出る予定!
今日もお読みいただき、ありがとうございました♪
既刊リンク
ディスカッション
コメント一覧
元ヤクザが織りなす、シリアスのようなシュールギャグ漫画。たまたま広告で見かけたので、試し読みから夢中になって購入しましたが、とにかくめちゃくちゃ面白かったです。
伝説のヤクザとまで言われた龍が、奥さんの為にめっちゃ可愛いお弁当作ったり、ご近所マダムたちと仲良くエアロビやったり、手作りのお菓子を作ったりと、なんだか可笑しな日常漫画です。
料理、洗濯、掃除を始めとする家事を完璧にこなして、近所のスーパー特売や、商店街に町内会、地域のイベント情報に通じた、家事全般の達人の主人公が
専業主夫として奮闘する姿、健気なのに見た目のせいでとんでもなくシュールでおもしろい。絵の上手さがその面白さに拍車をかけています。
元ヤクザという事もあり、見た目や言動は完全にソレなのですが、やっていることが家事なので、見事にギャグになっています。
主人公が真面目に主夫をするほど笑えました。個人的にスーパーで龍に「白い粉の棚ってどこですかねぇ」と聞かれた女店員が、顔を無にして「ないです」と答えたシーンが好きです。
怒涛の勢いでオチまで一気に読ませる、高い画力、的確なボケ、まとまったオチと文句のつけようがない。
主夫を極めようとする姿は健気、身近な人々との交流を大切にして、思いやりを忘れないマメさは人間の鏡だと思えます。
全く別の作品同士を比べるのも野暮ですけど、虚栄心に執着して、堕落した生活を送っている
『ゴミ屋敷とトイプードルと私』の登場キャラたちとは、真逆だなと感じました。
中身がしっかりしているから、この漫画の主人公は活き活きとした、本当の輝きを持っているんだなと素直に思えました。
サシスさんおはようございます!
素晴らしい文章に圧倒され、最後までいっきに読ませていただきました。
もしかして、どこかで書評を書かれていますか?(`・ω・´)
極主夫道は、シュールギャグとしては一級の作品ですよね、とにかく画力が高くテンポが良い。
言葉と行動が不一致であるからこそ面白いというのは、私も抱いている感想です笑
真面目にやればやるほど可笑しなことになっていく毎度の展開は、分かり切っていても惹き付けられるものがありますよねw
極主夫道は人の美点に着目しているのに対し、ゴミトイプは、その堕落っぷり、人間の汚点ともいうべき点に着目しているので、それはそれで魅力的な作品だと私は思っています(∩´∀`)∩♪
コメントありがとうございます♪