恋のライバル登場!着実に仲良くなっていく二人に生じた初めての誤解を、どう乗り越える?
『ブスに花束を。 2巻』作楽 ロク(著)角川コミックス・エース(KADOKAWA)
【あらすじ】
喪女の青春、どこで咲く!?
クラス一の美少女・鶯谷に、陽介との恋仲を疑われてしまった花!
喪女人生初、まさかの恋の駆け引きが幕を開ける…!?
そして、リア充向けの一大イベント・球技祭が開幕。
無難に切り抜けようとしていた花だが、思わぬ大失態を犯してしまって!?
(2巻裏表紙より引用)
☆1巻おさらい
田端花は見た目の冴えないネガティブ思考のボッチJK。
そんな花が、早朝の教室でヒロイン気取りで浮かれていたところ、
クラス一のイケメン・陽介に恥ずかしい姿を目撃されてしまい…!?
この恋、きっとあなたも応援したくなる。
自虐系喪女コメディ開幕!
【みどころ】
『潔く身を引いてもらうわよ!』
1巻で、『上野くんと付き合っているの?』と誤解&探りを入れてきた鶯谷さん。
面倒見が良いというよりは、、鶯谷さん自身が上野くんが好きなため、彼と仲の良い花に身を引いてもらうための工作を始める笑
小さいころから容姿が良いことを自覚している鶯谷さん、女子力の高さを見せつけて自分との差を感じてもらうことで=自己嫌悪に陥ってもらう作戦に!(?)
『また可愛いの付けてるって気づいてくれるかな…』
そんなわけでららぽーと的なショッピングモールにやってきた二人。
鶯谷さんチョイスのお店は、どこもおしゃれでそれだけでHPの減っていってしまう花…笑
花チョイスの雑貨屋さんでヘアアクセサリーを見るも、雑草(?)みたいなカチューシャを見つけてくる花に、ダサいのをつけさせて女子力低下を誘うどころか、さすがの鶯谷さんも黙っていられないのかマジアドバイスしてしまう笑
お花が恥ずかしいならクローバーとかにして、主張が強くないサイズ感…
で、選んで貰ったピンを買ってみる花。
いつかこれがまた、上野くんの目に止まるかも…と淡い期待をしつつ(*‘ω‘ *)
『この子はっ とっ 友達なので』
なかなか思うとおりに事が運ばない作戦に業を煮やして、【恋愛相談】を持ち掛ける鶯谷さん。
【友人の話】体で話しているけど本当は本人の話…というのは鉄板で、そこから実際の誰と誰なのかピンときて…上野くんのことだ!となってもらうつもりが、鈍い花には効かず笑
さらに焦った鶯谷さんのプラン変更で、直接、
『上野くんが好きだから協力して(私の狙っている男に手を出すなよ口約)』
をするつもりが、花が離席したタイミングでナンパされてしまう鶯谷さん(;’∀’)
ナンパは何度もされてきた経験のある鶯谷さん、どんなに断ってもしつこい男たちにうんざりしていたら、戻ってきた花が体を張って守ってくれた!
…思った通り、見た目も中身も自分の敵ではないと分かっていても、『ちょっと良いやつなのがムカつく』印象で終わった二人の放課後タイムでした(ほっこり)
『変じゃないよ!』
鶯谷さんと遊んだ時に買ったピン留め。
彼女が(意図せず)熱心に選んでくれた可愛い小物にテンションを上げる花だけど、学校に付けていく勇気はまだ出ない!
取り敢えずクリアファイルと共に学校には持ってきたけれど…
と思った矢先、上野くんとぶつかったためかカバンの中身が入れ替わってしまう!?
ヘアアレンジのイラストも添えてあるので見られた超恥ずかしい事態に…!!!
人気者の上野くんが一人になるタイミングがなかなか来ないため、放課後、バイトに向かう途中に引き留めてなんとか奪還!!!
私物が無くて困らなかったか聞いてくれる優しい上野くんについ、『私が可愛いピン留め付けたら変ですし…』と遜ると、
手を握って否定してくれた!?
咄嗟の出来事にフリーズする花…
心なしか上野くんも照れくさそう…
私物とかイラストを見られるのって凄く恥ずかしいからこの感覚懐かしい&戦慄する(;’∀’)
そして、手を握られた花の、上野くんの手の大きさ、自分の手首が太くないかの心配、走って追い掛けたから制服が湿ってて気持ち悪くなかったか、色々考えちゃうの分かる!!!
『じゃあ詳しくは署で聞きますから』
www
花の誕生日に、上野くんのバイト先でご飯をして以来、仲良くなったらしい上野くんと花のお母さん笑
お母さんの作った漬物を渡すという約束でお遣いにきた花だけど…
お宅訪問なんてハードルが高すぎて、家の前で数分間挨拶のイメトレをしていたら『怪しい奴がいたから通報した』と、弟の圭介に警察を呼ばれてしまうwww
まあ玄関前でブツブツ言いながら人が立ってたらちょっと恐いわな…
『わかってねぇな上野っち…女子ってのは難しいんだ』
お金がないという彼女を家に誘ったら(親居ないしお金浮くし)、ドン引きされたという友達の恋愛の失敗談を聞く上野くんら。
付き合ってそこそこ経つのに個室で二人っきりになるのを断った女の子…そんな彼女の気持ちがまるで分からない鈍い上野くんに、恋愛マスターで通している新橋くんが、
女の子のNGをレクチャーする笑
花に対して、手を握ったり、コンビニに行くべく二人っきりになったり、家に上げたり…
やっちゃいけない事ばっかりやってしまったー!と流石に焦る上野くん(;’∀’)
女子がそんなに気難しいと知らなかったこと、大人しい花は嫌なことを嫌と言い出せなかったんじゃないか…と思いを巡らせるが、
本当のことは本人に聞いてみないと分からない!
『分からないことは分からないままにしておくな(授業中の説明)』という先生の言葉に、行動してみる勇気を持つが…?
『もういっそ田端とのフラグをオレが立てる…これだ!!』
鶯谷さんのことが好きな新橋くん。
花と鶯谷さんが恋バナをしたという情報から、鶯谷さんの好きな人は上野くんであることに気付き焦った彼が思いついた作戦は、花と上野くんをくっつけること!
新橋くんが盛り上げることによって、周囲に集まってくるクラスメート、噂が彼の耳に入ることを焦った花が口走ったことにより、花と上野くんの間に溝ができてしまう…!
今まで仲良くやってきた二人の仲は修復できるのか?
少しずつ登場人物も増えてきた!
【感想】
2巻で一番好きなのは、お遣いを頼まれる花とそれを通報する弟・圭介のやり取り!笑
自分が陰気だったから通報されても仕方がない…と順応する花のネガティブさもまた面白い(;’∀’)
上野くんは花に負けず劣らず鈍いので、ちゃんと恋愛に転じるか…?と、心配だったんですが、まわりの言葉や自分の行動を振り返って花を意識している感じがあるので、二人が急接近したりするとキュンとします(*‘ω‘ *)
クラス一可愛いとされている鶯谷さんにまるで興味がなくて、内面を少しでも知っている花の方に意識が向いているのがまた素敵な展開!
多分上野くんにとって女子を見る基準は容姿<内面の良さ
なんでしょうね~
猫被ってるけど機転が利く鶯谷さんも好きなので、彼女にも幸せになって欲しいところ!
3巻も近いうちに~
今日もお読みいただきありがとうございました。
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