男子の生態、女子の本音が相変わらず面白い!ー深夜のダメ恋図鑑 2巻
『深夜のダメ恋図鑑 2巻』尾崎 衣良(著)フラワーコミックスアルファ(小学館)
深夜のダメ恋図鑑 2巻:あらすじ
なぜかダメンズばかりと出会ってしまう3人の女子、円、千代、佐和子の3人の恋と男にまつわるトーク漫画。
『あたしは仕事に家事にオマエの世話で疲れてるけど、オマエ何して疲れてんのもしかして仕事?』
『何この「そこじゃない」感』
『おまえとの結婚って地獄かよ』
と今回も名言の嵐。
主婦クラスタからある意味大反響の、ダメ彼・諒くんもいよいよ本領発揮の2巻です!
(この本の情報 より引用)
深夜のダメ恋図鑑 2巻:みどころ
『佐和子鬼嫁かよーー』
彼氏と同棲中の佐和子。
仕事から帰宅して夕飯作り、
疲れた諒くんのためにと、食器洗い、
風呂掃除当番交代、
明日の仕事の準備、
ーーー翌日ーーー
朝食の準備
夕飯の献立決め
退勤後に買い物、夕飯作り
…
結婚してないし、共働きなのにとにかく佐和子に降りかかる家事の多さ…。
それは、諒くんがまったく協力的じゃないから。
家事炊事のやり方が分からない・知らないならまだしも、やる気がないしやってもらっておいて文句をいうという小賢しさ笑
仕事が多くて大変な時期に頼まれるアイロンがけ、
頑張って作った料理にケチをつけられる食卓、
『あたしは仕事に家事にオマエの世話で疲れてるけど…』
疲れたから何もできない―とのたまう諒くんに佐和子の反撃!
仕事しかしてないのに、外でも家でも頑張る佐和子以上に疲れているはずないよね笑
家事もせず、一日8時間は眠れる生活で仕事をしてるんなら余力はあるでしょうに(`・ω・´)
このへんは結婚していても勃発しそうな問題よね。
共働きなら家事をどっちがどれくらいやるか、外注するか機械に任せるかなどなど、現代らしい問題。
『揃いも揃って摂生できないデブかよーー』
中学時代の同窓会に参加した円。
同級生と再会し、交友を深めていると声を掛けてきたのは、同じクラスだった肥後くん。
何かと斜に構えては女子を小バカにしていた感じの男の子だったそうなので、身構えると案の定、
女子の体重をdisってくるという昔のまんま(より酷くなってる?)
同窓会に結婚相手を探しているっぽい肥後くんは、彼女たちの職業や体型をこまかくチェックしては自分に相応しいか見定める。
しかも、判断基準が芸能人(安室ちゃん)と比べるというね…。
『もこみちは8頭身なのになんでオマエは5.5頭身しかないの?』
160㎝以上の身長に40キロ台の体重である円、もうすぐ50キロ台いきそう…という彼女をデブと罵る肥後くん。
彼がショックを受けるのは、安室ちゃんが40キロ台だから。
それと比べたら、50キロ以上ある女性は有り得ないらしい…。
会社で『速水もこみちに似ている』と言われているらしい肥後くん。
女性に理想(安室ちゃん)を押し付けるなら、
女性から理想(速水もこみち)と比べられてもしゃーない笑
『こういう対等な男女の関係って俺はスキだな!』
恋人のいない円の最近のブームは一人映画。
それを会社の飲み会で話したところ、興味を持ってくれたのは大野城さんという他課の先輩男性。
いつまでも一人というわけにもなぁ…と、同じく映画が好きだという彼と食事&映画を観ることに。
美味しいご飯を食べて、談笑して、たまにはおひとり様以外もいいかもなぁと思った矢先、
食事代をきっちり割り勘してくる大野城さん!
ランチ代3499円
二人で割って、大野城さんが1750円、円が1749円
???
49円て…。
めんどくさいので、多く払おうとしたら、『女性に多く払ってもらうなんて男のプライドが許さないって(^^♪』
といい笑顔…。
細かいお金を払うためにコンビニでお金を崩した円。
持て余した缶コーヒーを大野城さんに渡すと、いたく感激された様子。
大野城さんは1円おごったけれど、
円は缶コーヒーあげてるから123円おごり。
全然対等じゃないよね?????
『オマエが一番いらねぇわ』
お菓子を食べたあとの袋を床に放っておく、
靴下を脱ぎっぱなしにする、
捨て損ねて散乱するお菓子のゴミ、
洗面器に溜めっぱなしにされた水、
注意してもしても直らないだらしない諒くんの生活癖に、いい加減嫌気が差してきた佐和子。
叱られてへそを曲げる諒君だけど、もともとは佐和子の家に彼が住んでいる状態なので、佐和子の言うこと…というか、生活する上での最低限度のルールは守れと主張する。
冷戦状態は1週間続き、ある日佐和子が帰宅すると、そこには同僚を部屋に呼びグチをこぼす諒くんの姿が。
彼の本音を知って、自分の気持ちに気付いた佐和子は、
部屋に散らかるゴミと一緒に彼を捨てることに!笑
諒くん×佐和子シリーズ<完>!?
…
一応もう少し続きます笑
この二人のお話が多めだけど、
M男、
ナルシスト男、
えらそーな男、
ダメンズの本能をばっさり切り捨てる、読み切りも収録されてて面白かった!
ダメ恋にハマっちゃおう(≧▽≦)♪
深夜のダメ恋図鑑 2巻:感想
2巻も減速することなく面白い!
諒くんと佐和子のお話が多めだったのも良かったです(`・ω・´)
1巻からそうだったけれど、『〇〇な男』というタイトルが、どんな人が登場するんだろう?という想像力を掻き立てられていい笑
様々なダメンズが出てきますが、たまに女の子側の言動に困惑する男性も出てきて、こういうパターンももっと読みたい…と思ったり。
男女関係というと複雑そうな気がするけれど老若男女と関わるのと一緒で、基本的には人間関係なので、上手くいかないっていう人は単純に相手への尊厳や配慮が足りないんでしょうねたぶん('ω’)
ダメンズに勘違い野郎が圧倒的に多いのは育った環境?
いい年した大人で残念な人を見ると、まわりに見放されてここまできたんだろうなぁとか思ってしまいます。
読む手の止まらないダメ恋、続刊も近いうちに!
今日もお読みいただきありがとうございました(`・ω・´)
もうすぐお花見のシーズンですね、めちゃくちゃ楽しみです(≧▽≦)
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