仕事仲間にも紹介し合えて、次は同棲!?不安も困難も一緒に乗り越えていく二人が素敵
『あせとせっけん 4巻』 山田 金鉄(著)モーニングKC(講談社)
【あらすじ】
汗っかきがコンプレックスのOL・八重島麻子は、
同じ会社に勤める超絶嗅覚の持ち主・名取香太郎と社内恋愛中!
恋敵になりそうだった名取の後輩女子・一瀬こりすと打ち解けてしまったり、
北海道へ誕生日旅行に出かけたり…
波乱を乗り越え、幸せな時間を共にして、彼女としてもレベルアップ中!
そんな中、ついに名取から同棲の誘いがーーー!
とめどなくラブラブ度を向上させまくる二人の、
ハイパー純愛においフェチラブストーリー第4巻です。
(4巻裏表紙より引用)
【みどころ】
『部長~~!!』
名取の誕生日旅行から帰ってきた麻子。
有給申請をする際、【誰と】【何処に行くか】を女子会ランチにて教えて欲しいと言ってきた同僚女性たちに、12時のランチ時についに、商品開発部の名取と付き合っていることをみんなに告げる麻子!
歓迎ムードな上に感涙までされる始末笑
大人しくて引っ込み思案だった麻子、それを心配していた同僚や部長。
名取と付き合うことで、少しずつ人付き合いのハードルが下がり、人当たりの良くなってきた様子…。
愛情が少しずつ一人の人間を変えていく瞬間って本当に素敵( ;∀;)←
『最近の名取さんの浮かれっぷりを八重島さんに知ってもらう会でもあるんで!!』
次は、名取の同僚に麻子を紹介するターン!
海外ドラマのワンシーンのようにお洒落だった”商品開発部”の人たちとご飯…!?
と、身構えてしまう麻子、、
名取のためにも、時間を作ってくれたみんなのためにも、意を決して会いに行くと、
お互い初対面ではあるけれど、”普段浮かれている名取を暴露する会”であることが判明し、名取の浮かれ&うっかり事案を知れることに笑
『一緒に暮らしませんか…?』
11月の某日、賃貸の更新通知をもらう名取。
何の気なしにもう一度更新…
と、思ったが、麻子と付き合い、彼女が部屋に来るようになって感じるようになった不便、要望を解消する意味でも、
ずっと一緒に居る意味でも、
思い立ったそのまま、同棲の提案をする名取だが…?
『すみません…ちょっと…考えさせてください…』
突然の提案に言葉を失う麻子。
思っていた反応と違うことに、ショックを隠せない名取。。
付き合ってからここ最近ずっと仲が良かったと自覚していたはずだが、どこかですれ違いや心の読み違いが起きていたか…?と、不安になるあまり、周囲にフラれないためのアドバイスを乞う!
『本当に…もったいないくらい幸せで……』
一緒に暮らすということは、
自分のダメな部分を沢山見られてしまうということで…
そのせいで嫌われてしまったらどうしようという不安が一番強くあったらしい麻子。
同棲したいと思われていたこと、言葉にしてもらえたこと自体は物凄く嬉しかった。
今手にしているこの幸せが、ずっとずっと続いて欲しい。
この上ないほど幸せだからこそ、、だからこそ不安も強い。
と、心の内を吐露してしまう。
麻子のダメなところも、名取のダメなところも、お互いを知る良い機会である同棲。
その先の…結婚を考えているなら、避けては通れない道…!
『今こそ作ろう…!名取さんのお弁当…!!』
”一緒に暮らそう会議”を始めた二人。
麻子の不安を拭うため、ブレインストーミング方式で同棲の案出しをすることに♪
そして上限を設けずに意見を出した結果、いつもいつも、【ダメな理由】から考えがちだという自分に気付いた麻子。
汗っかきという特徴を知られたくない→という思いが転じて、関係ないことまで制限したり【ダメになるかも】と予測してしまっていた自分の特徴…。
そんな自分でも、『不安が拭えるまでいくらでも待つ』と言ってくれた名取に応えるため、
不安を拭ってもらうのを待つんじゃなくて、
自分で不安を拭っていこうーーー!
と、積極的に自分の弱点を向き合う麻子。
その初歩が料理、だから、名取のお弁当を作るべく自分と向き合うことに!
同棲計画、どうなる!?
【感想】
早いものでもう4巻!
小さな山はあるものの本当に順調な二人です(∩´∀`)∩♡
お互いのことを想って、どんな小さなことでも話し合って、”二人らしい”歩みを勧めていく関係がとっても素敵♪
付き合いたてのころは、こんな風に色んなことに不安になって、そのたびにこうやって乗り越えてきたなぁと、初心を思い出します笑
5巻発売日は未定。
今日もお読みいただきありがとうございました!
既刊リンク
併せて読みたい記事
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません