人生を立て直すのが先か、恋に溺れるが早いかーー凪、迷走中!
『凪のお暇 3巻』 コナリミサト(著)A.L.C.・DX(秋田書店)
【あらすじ】
心の底から、自分を変えたい。
他人に合わせてばかりの日々をやめ、
心地良い新生活を送っていた
大島 凪28歳。
だけど、何かと優しい隣人・ゴンとの関係が
深まるにつれて、気持ちが揺らいで…?
(裏表紙より引用)
【みどころ】
「正直、最初から彼を肩書きでしか見てなかった気がする」
前巻で前職の人と婚活パーティーで偶然遭遇した凪。
あまりにモテる凪に対し
「扱いやすそうな女の元に程度の低い男が集まるのは滑稽」とバカ
「そういう男の人たちの経歴を見て笑っているなら、
それは条件次第で集まってくる男の人たちとどう違うの?」
と熾烈なバトル…!
だけど彼女を言い負かす矢を放ったつもりが、
「自分だって、慎二(元カレ)のこと、
打算で付き合っていたこと、
「理想の家族ショーをおっ始める」
慎二の家も難ありとな…!
だから人目を気にして空気を読むのが上手くなった慎二。
家庭料理が得意で優しい凪に心底惚れていたのはそういう背景が理
実のお母さんはほとんど料理をしないみたいだしね。
「どうしてお母さんの電話に出ないの?」
凪そっくり! 逆か?笑
過干渉気味のお母さんのことが凪は少し苦手みたい?
「ちゃんとした人生・大人になってね」
と凪に詰め寄る母…
娘からしたらうざったいだろうけど、恐らく心配からきているんだ
この親娘に関係改善が訪れるとしたら、
「今夜お部屋に遊びに行っても良いですか…!?」
ちゃんとした人生を歩まなければと強く思ってきた凪にとって、
母親の期待に応えるとか、
まわりの空気をよむとか、
そういうのから遠ざかって自分の思う通りに生きてみるって言うの
隣人で自由人、ふわふわしたゴンは凪にとっては気になる存在で…
ある日、意を決してついにお部屋にお邪魔してしまう。
脱線の始まりである笑
「老若男女問わずガバガバだから」
ゴンと男女の仲になってから、爛れた日々を送る凪…。
おい!人生立て直しは???
仕事終わりにご飯を作って待っているとゴンと約束したところ、帰
付き合っているのかどうか、自分たちの仲がよく分からない上に、
ゴンと仲良くなれて幸せのはずの凪、でもゴンは普通の幸せをくれ
凪、闇落ち!!
【感想】
3巻は凪とお母さん、慎二とお母さんと言うように、
まさかそこまで闇が深いとは…。
そして凪が人生を立て直す前に恋に溺れてしまう。
仕事に打ち込むより、
だけど、
凪の大切なお金や時間をどんどん消費して、
これからどうなっていくのか…ますます目が離せない(´;ω;`
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