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【完結】玲於奈への想いを自覚したミサと、妊娠を疑う一作。二人の未来は…!?

『あいだにはたち 6巻』 さおとめ やぎ(著)モーニングKC(講談社)

あいだにはたち 6巻

【あらすじ】

欲しかったのは、あなたの優秀な精子だけ。

そのはずだった。

二十歳年下の男子高校生から浴びる一心の愛情に触れて、私は高江くんを好きになってしまった。

愛されたいと、願ってしまった。

でもまた会えばきっと、お腹の子を一緒に育てたいと思ってしまう。

だから、決別しよう。

この想いから、高江くんから。

両想いになって、「最後のデート」が始まる。

(この本の情報 より引用)

【みどころ】

あいだにはたち 6巻

さおとめ やぎ:あいだにはたち 6巻(講談社)

『私は高江くんを好きになってしまった』

妊娠が分かり、精子を盗んだ相手・玲於奈は用済みとなったはずのミサこと望美。

玲於奈の純真な思いに揺らぎつつも、突き放すことで一人で生きる人生を選んだつもりだったけど、、、

大学の合否が気になって結果発表の場に彼の顔を見に行くと、玲於奈と一緒に来ていた母親ともエンカウントしてしまう。

リスクを犯してまで会いたいと思う気持ちを認めることにした望美は、

『彼を好きだが、お腹の子の父親になって欲しいとは思わない。じゃあ自分は一体彼に何を望んでいる…?』

と、またも自問自答する。

あいだにはたち 6巻

さおとめ やぎ:あいだにはたち 6巻(講談社)

『一緒にこの子を育てたいって思ってしまうはず』

もう関わるのおしまい!

と、いくら頭で決めても、心が玲於奈に会いたがっていることに困っていた望美。

会えば会うほどに好きになってしまう気持ちを嫌というほど理解してきた望美は、

玲於奈が10代の男の子であること、

燃え上がるような気持ちもいつかは必ず落ち着く、

ということを自覚することで、この気持ちに振り回されてはダメだ…!と言い聞かせる。

今までは、恋愛に失敗しても”自分だけが”傷ついて終わりだった。

身籠ったことで、誰かとの愛のやり取りが失敗に終わった時、”自分だけでは済まない状況”が訪れること、を最大限恐れていた。

あいだにはたち 6巻

さおとめ やぎ:あいだにはたち 6巻(講談社)

『俺のフィアンセだ』

玲於奈の合格発表の場にいた年上美女の存在が気になって仕方ないお母さん(当然)。

家族会議になり、玲於奈に問い詰めると、助け舟を出したのは一作笑

どう切り抜けるのかと思いきや、まさかの自分のフィアンセ扱い!www

なぜ兄のフィアンセが弟の大学の合格発表の場に…?

とかは突っ込まず、納得した様子のお母さん(育児に厳しいんだか成人済みならおkなのかどっちなのw)

玲於奈への追及が終わり、この日は穏便に解散!

あいだにはたち 6巻

さおとめ やぎ:あいだにはたち 6巻(講談社)

『どうしてこの人と一緒になったらダメなんだっけ』

情に身をゆだね、無責任に取り付けてしまったデートの約束に翻弄される望美。

心が落ち着かず、妊婦さんが書き込むスレッドを覗くと、『(出産まで)後悔しないように思いついた事はなんでもやった方がイイ』

という言葉に感化され、もし彼と会わないままに出産したら後悔するかも…?

という思いが頭をよぎる。

20も離れた相手と一緒になる気なんか無いし、会えばややこしいことになるのは分かってる。

だけど…どうしても会いたいという気持ちに勝てず、お腹が膨らむ前に一度だけ…と、最後のデートを決意する。

そして自分でも抑えきれない玲於奈への思いに、そもそもなんで一緒になれない制約を自分自身は抱いているのか考えるように…。

思い合って強く惹かれ合っていたら、なんでも乗り越えていけそうな気がするけれど…。

あいだにはたち 6巻

さおとめ やぎ:あいだにはたち 6巻(講談社)

『じゃあね』

連絡手段を消して、あとは帰ればこの関係も終わり。

遊園地デートを満喫して、ご飯を食べて、キスをして…。

徐々に近付く最後のとき。

今までも散々振り回して傷つけてしまってきたけれど、今度こそ本当に終わり。

玲於奈に気取られぬよう、そっと姿を消す望美。

あいだにはたち 6巻

さおとめ やぎ:あいだにはたち 6巻(講談社)

『本当に玲於奈は自分の子供の存在を知らなくていいんだろうか』

望美の交際相手であった獣医師・伊佐美のもとを偵察がてら頻繁に訪れたことから、そのまま動物病院の常連(?)になった一作。

望美と大学が一緒だった伊佐美から、

級友が望美と連絡が取れないとザワついている、

級友の一人が言うには、妊娠マークを付けていた、

との情報を得る。

玲於奈は望美から『妊娠していない』と聞かされていたが、真実は妊娠しているんじゃないか(玲於奈は嘘をつかれている)と推測する…。

7歳年下の弟、玲於奈。

一作は彼を弟に迎えた日から今日まで、その成長に寄り添い大事に見守ってきた。

人間の成長の素晴らしさに、兄である自分でさえいたく感動したというのに…玲於奈が自分の子どもの成長を見守れないどころか、その存在を知ることなく過ごすことになって良いのだろうか?と懸念する。

玲於奈の将来を思えば、望美を追いかけること、若くして子どもを持つことは避けた方がいいのかも知れない。

だけど、子どもの成長を見守る喜びを知っている一作だからこそ、玲於奈のその手に我が子を抱かせてやりたいという思いを自然と抱いたのかも知れない。

玲於奈と望美、

あいだにあるのは年齢だけじゃないはず!

【感想】

祝!完結!!

テンポよく&キレイに纏まった形で終わりを迎えました。

1巻を読んだ時点ではこんな展開まさか予想もしていなかったんですが、本当に好きな作品でした( ;∀;)

中弛みし始めるよりサクッと終わる方が好きなタイプなんですが、同時に寂しくもあるんですよね。

玲於奈も望美も好きだし、兄の一作もとても好きなので後日談と言うかスピンオフというかサイドストーリーというかまあ何らかの形で彼らがまた作品化されないかな!とかは完結後も思っています…(とくにお兄ちゃん)

それぞれの切実な思いがドラマチックな展開を迎えるから魅力的な作品でもあるし、笑えるところは笑えてバランスの良い作品なので、次はこの作者さんがどんな物語が描かれるのか今から期待しています(∩´∀`)∩

今日もお読みいただき、ありがとうございました♪

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