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ダメンズが生まれる背景と、現代の結婚生活について。市来&円に恋は生まれるのか…??

『深夜のダメ恋図鑑 6巻』尾崎 衣良(著)フラワーコミックスアルファ(小学館)

深夜のダメ恋図鑑 6巻

【あらすじ】

祝・諒くんメイン表紙!負けるな女子たち!

ダメ男ばかりに遭遇する女子3人の深夜トークが、圧倒的共感と爽快感を生み出します!

290万部を超えても、6巻になっても、彼女たちのダメ恋は止まるところを知りません…!

新たな恋を探すも、出会うのは既婚男、世間知らず男、上から目線男と、ことごとくダメ男!な佐和子。

セクハラ上司に捕まりながらも、屁理屈男・市来さんといい感じ?な円。

問題はありながらも(笑)、相変わらず八代くんとラブラブな千代。

1歩進んで2歩下がるダメンズとの恋ですが、着実に進んでいっています!?

そして!!

佐和子の元彼・諒くんも、またまたまたまた再登場!

ついに表紙でもメインになって、大出世!?な第6巻です☆

(この本の情報 より引用)

【みどころ】

深夜のダメ恋図鑑 6巻

尾崎 衣良深夜のダメ恋図鑑 6巻(小学館)

『本当に情けない 自分のことくらい自分でしなさい!』

佐和子と別れてから生活が立ち行かなくなり、実家に出戻った諒と、従兄弟の一成くん。

諒の父親いわく、『身の回りのことが何一つ出来ない』というだけあって、両親の世話になっているらしい。

一成は大学入学から社会人になった現在まで、ひとり暮らしで頑張っているというのに、自分の息子の情けなさといったら…。

という調子で、嘆いているお父さんだが…。

深夜のダメ恋図鑑 6巻

尾崎 衣良深夜のダメ恋図鑑 6巻(小学館)

『こんな小言さえなければ実家は快適な空間なのに』

滞納していた家賃の支払い、退去費用を出してもらって実家に戻ってきたらしい諒。

毎日のようにだらしがないと小言を言われ、生活費を入れるように催促されることに心底うんざりしている様子…。

『親子で金の話をするのは下品』

と諒は思ってるみたいだけど、親子で本当のことを語れない方が信頼関係出来てないと思うし、働いてるなら生活費を入れるのは言われずとも当たり前では…??

深夜のダメ恋図鑑 6巻

尾崎 衣良深夜のダメ恋図鑑 6巻(小学館)

『こいつは自分では身の回りのこと何もできなくてね』

この時の親子のやりとりを一成目線で見ると、

自分のことを何一つ出来ていないのは実は父親もまったく一緒というwww

なんで人の粗には気づけて自分の欠点には気づけないんだこういう人って( ;∀;)

帰宅後脱いだ服をすべて妻に渡し、夕飯が出来るまで座って待ち、一切席を立ち上がることなく食事のお代わりや新聞を取ってもらい…。

という行動パターンは、佐和子と住んでいたころの諒と全く一緒!

お母さんは専業主婦っぽいけど、ここまでしてやることはないかなぁと正直思うかな…。

何もかもしてあげちゃうと本当に自分では何も出来ない人が出来上がるし…。

それに気づいてくれて感謝してくれる人なら育つ子どもも違うんだろうけど( ;∀;)

深夜のダメ恋図鑑 6巻

尾崎 衣良深夜のダメ恋図鑑 6巻(小学館)

『コント?なんて分かりやすい原因と結果…』

そんな様子にサクッと気づいた一成。

『厳しいこと言ってるけどお父さんだって何もしないわよ』

と、口では言いながら全部やってあげるお母さんにもどうかと思ってる一成だけがまともな空間という…。

自分でできる子に育ってほしいと思うなら、まず自分がそうじゃないとね…。

口だけ集団の諒一家を見て、諒がこうやって育った理由に納得する一成笑

年上で何でもできる一成に、ひとり暮らしのコツを教えてやってよというお母さんの言葉、『彼の家に身を寄せて人生立て直す&新しい恋人探しするのもアリかも?』

と思う諒だが、あっさり断られるという笑

生活能力のない子どもならともかく…アホな人間の尻拭いなんか誰だってしたくないわな(`・ω・´)

深夜のダメ恋図鑑 6巻

尾崎 衣良深夜のダメ恋図鑑 6巻(小学館)

『女性が家のこととか面倒を一切放棄して 好き勝手生きるのに都合のいい制度ですよね?』

田舎の叔母からお見合いを勧められたという佐和子。

ダメンズをことごとく引き寄せてしまい、人付き合いそのものに疲弊していた佐和子だったが、恋愛と結婚は違うとも言うし、相手のどこか一点にでも尊敬できるところがあれば決めちゃうってのもアリか…?

と思って顔を合わせた相手は、一流企業に勤める30代男性。

佐和子と年齢も近く、仕事をしていることから少しは話が合うかと思いきや、佐和子の価値観や今現在している仕事を軽く見ている様子( ;∀;)

自分が積み上げてきたキャリアや人間関係を、転勤についていくことによって簡単にリセット出来ない佐和子は、『最初のうちは別居婚もありでは?』と提案するが、それになんの意味があんの?と一蹴!

深夜のダメ恋図鑑 6巻

尾崎 衣良深夜のダメ恋図鑑 6巻(小学館)

『同居婚はあなたが家の面倒を一切放棄するための制度なんですね』

女性=子どもを産んで家を守る存在

としか思えない男性側と真っ向から対立する佐和子w

キャリア男性とバリキャリ女性じゃ、よっぽど価値観が一致しないと丁度いい結婚生活を見い出すのは難しいんだろうなぁ

子どもを産める女性がキャリアを中座するのは明らかだし…。

こういう男性には、専業主婦志望で、やりたい仕事も特に無しって人が相性良さそうな気がする!

深夜のダメ恋図鑑 6巻

尾崎 衣良深夜のダメ恋図鑑 6巻(小学館)

『自分の価値が男にチンコ入れてもらうことで決まるとも思わないから』

姉と妹に挟まれて育った男、市来。

女性の嫌な面を見て育った彼は、女性に何も期待していないスタンスで生きてきたのだが…。

ひょんなきっかけから一緒に映画を観ることになった円と市来、実は映画を観る前に、円が会社の人にセクハラされていたことを打ち明けられた市来は、

誰彼構わずキモいと言ったり、

いつもいつも自分が選ぶ立場で、

『いい男がいない』とか、『変な奴が寄ってくる』とかいうけどそもそも類友なんじゃ?という始末。

人間のレベルは確かに似るとは思うけど、変な人に言い寄られること=類友理論は違くない???

痴漢されたら、『痴漢されるだけの落ち度があった』とかいう人と一緒やん…?

そして、円が付き合ったことやセックス経験が無いことから、『男のこと何も知らないのに偉そうなの?』

という市来にピシャリと言い放ったのは冒頭のひと言笑

なかなか恥ずかしいセリフだけど、自分の芯がちゃんとある円凄いなぁ。

男が女がというより、されて嫌だったことについて自分なりの意見を持つことって、必ずしも経験が起因することないと思うんだよな。

付き合った経験がないから異性(や同性)について何かを言っちゃいけないわけじゃないし、子育て経験がないからといって人の意見に口出ししちゃいけないわけじゃないし。

自分の中の、処女の癖に偉そうという感覚は、姉や妹たちのもつ『童貞なのに偉そう』という理屈に通じるところがあり、忌避していた彼女らに自分の思考が似ていたことを自覚!

渾身の謝罪によって円との関係にヒビが入ることはなかったどころか、次の約束をした二人!

まさかこの二人…???

なにか進展ありますように(∩´∀`)∩♡

【感想】

そろそろシリーズ完結かな?と思っているのですが、まだまだダメ恋エピソードには限りがない様子笑

市来という男性キャラクターも出てきたことだし、ダメ女子エピソードも読みたいところ(`・ω・´)

千代はもう結婚秒読みだろうし、円も薄っすら市来さんと距離が詰まってきたので(無意識に)、今後もっと何か進展があったりして…??

佐和子にもそろそろ良い人ください笑

でも、ダメ男に正論で切り返す様は痛快で、まだまだ見ていたい気も(∩´∀`)∩w

ダメンズが生まれる背景って何があるのか…と思うんですが、諒のように生育環境や親の性格の影響力は無視できない…と思う次第です。

成人して何もできない、言われるまでしようともしない人は大体親が全部やってたパターン、男女共に多い気がします( ;∀;)

恋愛話として面白いのはもちろん、親目線で見ても面白いなぁと思う今日この頃。

円は分かりませんが佐和子や円は良いお母さんになりそう!

人に厳しいけど自分にも厳しいタイプなので、そういう人は筋が通っていて信頼出来るというか。

今日もお読みいただき、ありがとうございました(∩´∀`)∩♪

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