沖縄ひとり酒&夏の帰省編!酔えば都な13巻♪

2019-09-16

『ワカコ酒 13巻』 新久 千映(著) ゼノンコミックス(徳間書店)

 

ワカコ酒 13巻

 

【あらすじ】

涼を求めて暖簾の奥へ。

夏には夏の、酒を愉しむ。

村崎ワカコ26歳。

酒呑みの舌を持って生まれたがゆえに

今宵も居場所を求めてさすらう女ひとり酒。

 

通えば気心知れる赤ちょうちんの人間模様。

無理せず気取らず心を振る舞い、

吞兵衛女子の帰る場所が増えてゆく♪

(13巻裏表紙より引用)

 

 

【みどころ】

☆ガーリックバゲット×白ワイン

ワカコ酒 13巻
新久 千映(:ワカコ酒 13巻(徳間書店)

『塩味も油もきいているから単体でもぜんぜんいける』

 

たまに出てくるハシゴ回!

一軒目が和食×日本酒の組み合わせだったようなので、お次は洋♪

毎度おつまみとお酒しか嗜んでいないイメージのワカコだったけれど、ちゃんと〆というかご飯ものも食べるのね笑

カリカリ&ふかふかでニンニクの効いたガーリックバゲット、めちゃくちゃ美味しそう!

単体でイケるほど美味しいし、お酒にもよく合いますよね~(∩´∀`)∩♪

 

☆船盛×ビール

ワカコ酒 13巻
新久 千映(:ワカコ酒 13巻(徳間書店)

『はちまき締めて お財布ゆるめて!』

 

南国グルメ目指して、やって来ました沖縄!

那覇市第一牧志公設市場でしょうか?

那覇で市場を開いて60年以上の歴史ある、グルメスポットだそう!

沖縄でしかとれない食材を使ったグルメめちゃ美味しそう(∩´∀`)∩♪

 

ワカコ酒 13巻
新久 千映(:ワカコ酒 13巻(徳間書店)

『めんそーれ』

 

市場で見繕ってもらったイラブチャーと夜光貝。

それを調理してもらって、2階の座敷で食べるみたい。

おまけの海ブドウとサーモン・甘エビもめちゃくちゃ美味しそう笑

獲れたての魚介類を惜しげもなく堪能できるって幸せだろうなぁ(`・ω・´)

 

このあと泡盛(沖縄の焼酎)も1合飲み、頼んであった夜光貝のバター焼きも愉しみつつ2時間は滞在したそう笑

美味しいものとゆったりした空気がながれていたら、のんびりしちゃいそう…いいな…沖縄…

 

このあとワカコが、

『沖縄についてから酒飲んで浜を歩いただけ。だけど、急いで観光しなくてもよいかな、と思えてくる。』

『「何もしない」のが目的 南国の旅って そんなものかもしれない』

と独白しているんですが、特にあれこれ詰め込まなくとも楽しめる・満足できる旅ってある意味一番幸せ(楽)ですよね笑

 

☆チョコレート×ラム(ロック)

ワカコ酒 13巻
新久 千映(:ワカコ酒 13巻(徳間書店)

『大人な体験だなぁ』

 

近所にあるバーに前々から行きたいと思っていたワカコ。

…と思い続けてはや数ヶ月笑

よそで腹ごなしもしたし、いざ!と、今宵こそ門をたたく(∩´∀`)∩

 

ラムがおすすめということと、お酒にチョコレートという組み合わせは面白いのでは?と注文。

本日のおすすめチョコレートは、

黒はちみついちごピスタチオ

ラム酒自体にカカオの風味があるそうで、それがチョコレートともマッチするかも…とのこと。

チョコレートは好きですが、お酒と合わせたことがないのでどんな感じなんだろう(`・ω・´)?

チョコレートボンボンのように、チョコレートにお酒が入ったものも美味しいですよね♪

 

☆猪のソーセージ×赤ワイン

ワカコ酒 13巻
新久 千映(:ワカコ酒 13巻(徳間書店)

『変わり種のソーセージに…』

 

新しくできた綺麗な酒場へやってきたワカコ。

そこで目にした、無骨な【猪ソーセージ】という文字に惹かれて注文!

 

ワカコのふるさとである広島では割とポピュラーな食材だそうですが、関東ではあんまり多くないかも?

しかしTVで特集されたり、ジビエ料理はじわじわ知名度を上げ、ファンも増えてきました。

ちなみに11月15日~2月15日が狩猟解禁期間だそうなので、シーズンとも言えそうですね!

猪ソーセージ、独特の香辛料に上質の脂が相まって、とっても美味しいみたい!

鹿肉は食べたことがあるんですが、いのししは食べたことないかも?

いつか目にしたら是非食べたい(`・ω・´)

 

【感想】

今回も美味しそうな肴が目白押し!

食べたことのない食材はもちろん、食べたことがあるものでも、ワカコが美味しそうに口へ運んでいると食べたくなります笑

 

ワカコってお酒好きというか、酒場好きだったり、美味しいご飯好きなのかもなぁと今回は思いました。

それに合うお酒を見繕っている内にどっちも好きになった感じ…?

お酒だけが好きな人って多分、一緒に合わせる肴をそれほど欲していなかったり、毎回同じものを食べてそう(なイメージ)。

 

作品後半で帰省したワカコが、親から結婚をせっつかれたり何度も利用したスーパーで『変わらないなぁ』と実感する傍ら、実家を離れて感じる地元の良さ、知らぬ間に訪れた変化に、『いつまでこんな風に過ごせるのかな』という感想を抱くシーンがあるのですが、昔から自分を知っている親や親戚に会うと、変わらないこと・変わったことに複雑な思いを抱いたりするので分かるなぁと感じました。

自分の家族を持って生きている分には世の中の変化や子どもの成長を楽しく思うのですが、帰省した際・親と関わった時のあの『変わって欲しくない』ような感覚はなんなんだろう?

物悲しさも一緒に感じます。

 

ワカコは作中で、ライフステージが変わるような出来事がおこるか分かりませんが、訪れても面白いだろうし、このままでも楽しめる気がします。

うーんでもやっぱり結婚したとことか見たいかも笑

 

今日もお読みいただきありがとうございました!

急に涼しくなってきましたね♪

 

 

既刊リンク

新久 千映

一日を締める、心の洗濯。冬の酒と肴であったまろ♪

ゆっくり静かにひとり酒。姉の思いは、ワカコに届いているのか…?な14巻

 

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