中間試験で赤点ならクビ!?五つ子の父からの試練に、風太郎は?五つ子は??
『五等分の花嫁 3巻』春場ねぎ(著)週刊少年マガジンKC(講談社)
【あらすじ】
「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、
アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎。
勉強を頑張った五つ子たちと共に行った花火大会では
姉妹たちの願いを叶えることに成功し、少しずつお互いの信頼が深まってきたことを実感。
だがその矢先、中間試験目前に五つ子たちの父親から
「五つ子たちの赤点=クビ」という条件を告げられる。
風太郎は、中間試験を五つ子たちと共に突破できるかーー!!
(3巻裏表紙より引用)
【みどころ】
「ただ馬鹿なだけなんだ!」
同じクラスである風太郎と五女の五月。
勉強会に参加してほしいが為に日頃のおこないの良い五月を褒めちぎるが、
言葉選びにデリカシーが無さすぎるためか、褒めてるようで貶してる笑
五月は五つ子のなかでもとりわけ真面目で真っ当に努力すれば一番伸びそうなものを、風太郎の間違った気の使い方で、やる気をへし折ってしまうこと多々、、、
「五人のうち一人でも赤点を取ったら 君には家庭教師を辞めてもらう」
放課後の勉強会に参加しているのは歴史好きな三玖と長女で女優志望な一花、お人好しで少し幼い四葉。
強情な五月と、全く参加する気のない二乃は相変わらず不在…。
中間試験まであと一週間!
追い込みをかけたい風太郎に、さらなる追い打ちをかけてきたのは五つ子の父親。
『誰か一人でも赤点を取ったら家庭教師をクビ』との告知に、
卒業まで一年半はあるのに、ここで急に解雇!?と焦りまくる風太郎。
初めからそう取り決めていたならまだしも…
せっかく手にした高収入の仕事、いきなりフイになりそうだったら焦るわな(;’∀’)
「あなたからは絶対に教わりません」
全員の赤点回避
放課後と週末の家庭教師では勉強時間をカバーしきれない
まだ参加していない二乃と五月の成績を上げる方法
etc.
色んな思いが風太郎の頭を駆け巡り、焦って心にもない言葉を口にし、
五月と決定的に仲違いしてしまう…!!
似たもの同士である二人だからこそ、不器用さに強情さが合わさって、事態は最悪な展開に…( ;∀;)
「三玖」
泊まり込みで勉強会をする3人と風太郎。
お風呂場で声をかけてきたのが五月と思いきや二乃で、
【赤点の子いたら風太郎クビ】
の事情を一番知られたくない相手に知られてしまうΣ(゚Д゚)
五月と風太郎の雰囲気をなんとなく察した一花に、『素直になればいいのに』
と言われるが、些細なことでムキになってしまう自分がいる…と自覚する五月。
『一花や三玖のようにはなれない』
という彼女の気持ちに気づき、一花のお膳立てで風太郎と仲直りする五月!
【勉強に集中するため】三玖のヘッドフォンを借りたことで、
三玖に接する風太郎(だから素直な気持ちになれた)。
そんな風太郎に三玖のつもりで接する五月(五月も同じく素直に合わせる)。
二人らしく仲直りするのがなんか可愛い!
「一つ聞いていい?なんでこんな条件だしたの?」
落第寸前
だった成績が、そう簡単に上がるはずもなく…。
五人の赤点回避は失敗に終わる!
試験結果にアドバイスをしつつ、潔く身を引く決意をした風太郎。
父からの電話に正直に答えようとした矢先、電話を二乃に奪われてしまう。
上がらなかった成績だけど、彼の存在は確実に5人を変えつつあって…。
一番非協力な二乃が感じたこと、父に伝えようとしていることとは?
…
風太郎の命運は???
【感想】
相変わらず可愛い五つ子ちゃん!
でも学力的には小中問題なく、高校になってから落ちこぼれた感じでしょうか?
「落第寸前」をうたっていますが、一花に至っては外国人と英会話してますからね…笑
学習経験がないと新しいことを覚えるのは難しいですし、中学校で躓いていたら高校の内容にはついていけないですし!
風太郎が勉強にこだわる理由は謎のまま、三玖に続いて風太郎に惹かれ始める一花と、風太郎派が増えていきます。
五月が最初から一貫して彼に一番近そうな気がしますが、誰と一緒になるんだろう?
4巻も近いうちに!
今日もお読みいただきありがとうございました♪
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