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自覚した恋心と揺れる思いーー燻る情熱の炎

『恋は雨上がりのように 7巻』 眉月じゅん(著)ビッグコミックス(小学館)

【あらすじ】

『他にやりたいことなんて、ありません。』

気づかう店長と、

それを突き放してしまったあきら。

ハロウィン、誕生日、海、

それぞれに自分と向き合ってゆくなかで、

ついに二人は……?

17歳。

季節は冬へと加速するーーー

(裏表紙より引用)

【みどころ】

眉月じゅん:恋は雨上がりのように 7巻(小学館)

『うるさいなあッ。』

前巻に引き続き、

周りの気遣いがかえって気に触るのか、トゲットゲのあきら…

シフトを入れまくった事で近藤に心配されても突っぱねて、

スパイクやユニフォームを捨てることを躊躇している母親にイラつき、

青春真っ盛り(`・ω・´)笑

自分でもどうしたら良いか分からないんだろうねぇ。

眉月じゅん:恋は雨上がりのように 7巻(小学館)

『俺センスないから… ありがとね本当。』

勇斗10歳のお誕生日!ʕ•ᴥ•ʔ

いつもは母親と一緒に過ごしているそうなんだけど、

今年は仕事の都合で、父親である近藤と過ごすことに。

あきらもバイト休みなので、一緒に飾り付け&ケーキを取りに行くという…♡

ケーキ屋さんの中にあるカフェでひと休みする二人。

好きな人とこんなシチュエーション羨ましい!

しかし近藤、告白してきた相手に対して自然に接しすぎでは…(`・ω・´)!(そういう落ち着きが年の差を感じる)

眉月じゅん:恋は雨上がりのように 7巻(小学館)

中学生からの友達かと思いきや、はるかとあきらはこんなに小さい頃から仲良しだったのね!

なかなか復帰してこないあきらを心配した後輩が、

『でも、(怪我もしたし)本人が走りたくないなら仕方ないですよね…』

という言葉に違和感を覚えるはるか。

はるかの中のあきらは、

走るのが大好きで、

耳が風の音でいっぱいになって、

空にとけるような、そんな感覚が好きな子。

そんなあきらが、走りたくない筈なんてないーー。

眉月じゅん:恋は雨上がりのように 7巻(小学館)

『だからこそ、彼等を美しく思うのか。』

友人であるちひろの作品が映画化!

お祝いの電話を入れるも彼からは、

『こんな大衆に媚びたクソみてぇなモンが書きたいんじゃない』

らしく、学生時代と変わらず毒を持ち続ける。

ーー学生時代と変わらない彼と、

その頃からすればだいぶ角が取れ、丸くなったと自覚する自分。

日々肉体は朽ちて、

心は鈍く、よどんでいく…

だからこそ、あきらや勇斗、右往左往しながら懸命に生きる若い彼等を、美しく思うーー。

…文学への思い、

そしてあきらへの思いを自覚した近藤。

あきらも、陸上への思いを見つめ直すーー。

季節は冬へ…。

【感想】

バイトのシフトを入れまくったあきらを心配して、他にやりたい事あったら優先していいんよ?』

という近藤をよそに、『やりたい事なんてありません!(ロッカーのドアバーン!)』

と分かりやすく突っぱねるあきら…。

あきらの中でも、『陸上』その想いの扱いに困っているんだろうなぁというのが見て取れる描写でした。

誰かを好きになる気持ち、関心がある事への葛藤など、こういう感情の振り幅の大きさが凄く青春という感じで、見てて何だか心がズキズキするけど好き。

その時に自分が感じる気持ち、考えることって大人になってからは追体験出来ないので、大いに苦しんで悩んで、がむしゃらに生きて欲しいと思ってしまう(大人の私から見れば本当に羨ましいとさえ)。

あきらが好きなものから離れて行きそうになる中で一番に心配しているのは友達のはるか。

そして今巻ではお母さんの思いも浮き彫りに。

ベストセラー作家・ちひろの存在によって自分の中の文学への思いと、あきらへの思いを自覚していく近藤。

ゆっくりだけど着実に、物語が動いている、、

二人の思いが交差しそうでしないヤキモキ感がより切なさを増すなー。

今日もお読みいただきありがとうございました!

10月11はウインクの日(10と11を横に倒すと片目閉じてる感じになる)。

『ベッドから起き上がる前に、好きな人の名前の数だけウインクすると想いが叶うらしい』って朝アレクサが教えてくれました笑

(^_-)−☆

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