『来世は他人がいい 2巻』小西 明日翔 (著) アフタヌーンKC(講談社)
【あらすじ】
所詮同じ人間なんだから底が知れてる
とか思ってた。
大阪のヤクザの孫娘・吉乃は、東京のヤクザの孫息子・霧島と
婚約を結ぶことになってしまった。
いざ吉乃の東京生活は始まったが、
しかし霧島は妙に楽しそうだ。
この男、何をたくらんでいる!?
一緒にいたら、いつか地獄に突き落とされるかもしれないーー
でも、こんなところで逃げてたまるか……!
スリルも笑いも加速中!
クレイジーな恋物語。第2巻!!
【みどころ】
「身体中の骨 へし折ったらしいです 」
四六時中霧島と行動を共にする筈が霧島が葬儀に参列するという事
構成員の一人に、ドライヤーを買いに送ってもらう吉乃。
車中では霧島の話に。
小さい頃から獰猛な性格だったのか、
小学生で、20人相手に身体中の骨をへし折ったという逸話を聞い
どこかで、『所詮は同じ人間』…分かり合えるかも?
「お前が死ね!!」
行方不明になったらしい、第三次団体の娘を発見した吉乃。
すぐさま霧島に連絡を取り、
(構成員ではないとはいえ、無茶するな???)
VIPルームで発見された彼女は攫われた訳ではなく、
ただの家出や誘拐ではなく何かがおかしい、、
護衛の為につけたヤクザに殴られてしまう吉乃、、
弱い自分と強過ぎる霧島を比較して自己嫌悪に陥るも、「
吉乃カッコいい…・:*+.\(( °ω° ))/.:+
「もちろん!」
問題が片付いて、5億もゲット!笑
マフィアとの手打ちで実際には半額ゲット
迷惑をかけた方々へ払い、
(二人は構成員じゃないのに…?)
全部あげることが自分なりの誠意と擦り寄る霧島に、
少しだけほのぼのするワンシーン?
「だってメッチャ嫌われてるじゃん」
年上のお姉さんから、「アンタは好きかも知れないけど、
と言われる霧島、考えた事なかったのか…?(;`・ω・´)
「みッ…三つ編みしてる…!!?」
離れにあって、施錠もしてあるはずの吉乃の部屋。
夜な夜な気配を感じる…
と思ったら、やっぱり霧島が!!!!!
そして何故か吉乃の髪で三つ編み????
イカれてんなやっぱ…
「しかも いくらでも 吉乃のこと眺められる」
お姉さんに言われた、
怒ってる=嫌われてる
と不安になった霧島は、
イカれてる癖に発想が小学生とかちょい萌え…
怒られたくないんじゃなくて、好きな人の「怒ってない時の顔」
好きな人っていうかお母さんに怒られてる小学生男子みたいな発想
「わかりました また探しときます」
鍵のコピーまでして忍び込んでいた霧島に対し、
「用があるならインターホン鳴らせ」ということで決着した二人。
そこはそれでいいんだ…笑。
そして吉乃サイドの新キャラ登場!
おじさんか強面ばかりだったので、
「じゃあ吉乃さんの代わりに俺が深山霧島のこと殺したる」
新キャラは鳥葦翔真と言って、
吉乃の部屋にあるアルバムを東京まで届けに来てくれたり、
実家の人間と関わったことで、
話を聞いている限りでは婚約者である霧島は碌な人間じゃないんじ
彼なりの愛なのか…?
感情が表に出ないので何を考えているかイマイチ読めないけど。。
最後は霧島が吉乃の居所を突き止め、翔真と邂逅し、
翔真は1日だけ東京にきただけなので、翌日には新幹線で京都へ。
その様子を見ている霧島がまた恐ろしい…。
ドロドロしてきました!
【感想】
第3巻、来年の春頃だそうなので、まだまだですね…。
構成の甘さなのか、ちょいちょい矛盾点が気になりますが、
1巻よりも、
こちらの記事もいつもより画像数が増えてしまいました。
少しずつだけど見えてきた霧島の性格が可愛いと思う反面、
新キャラ翔真、吉乃を好いてるのかな?
こちらもまだ本心は見せず…
霧島の思惑は単に吉乃と結婚したいだけなのか、
どう転がっていくんだろう、次巻が気になる。。。
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