英語の学習について…効率の良い勉強法とは?習慣化するためには?―Twitterスペース備忘録

2022-03-06

https://twitter.com/amyglobalkids/status/1498409897817423872

【グローバル子育てを応援】をモットーにおうち英語を推進するあみさんと、アメリカ在住で万バズ連発のしまきさんのスペース、

 

【英語の学習について 効率の良い勉強法とは?習慣化するためには?】

というタイトルで、3月1日の朝5時に行われましたね♬

 

リアルタイムで最初から最後まで視聴したのですが…

忘れたくない&共有したいと感じたので、備忘録として記事にすることにしました!

 

お二人の経験や引き出しの多さ、着眼点の面白さに驚きつつメモを取りまくったので、ほぼ箇条書きで綴ってまいります。

 

最初はお互いに自己紹介をされて…

それから海外の教育について話題が移ります。

 

 

アウトプットの多さ

まずあみさんが感じたのは、幼いうちからアウトプットの機会が海外は凄く多いということ。

小学校の課題(宿題)でも、エッセイを書いたり、学んだことを常にアウトプットする機会が多いのだとか。

言葉で自分の思い(思考)を表現させるのだそうです。

 

show and tell

という、あったこと、思ったことをみんなの前で発表する場がなんと2~3歳のうちから行うそうです。

2~3歳と言えば確かに、言葉の早い子ならおぼろげながらに母国語を口にしますよね。

2語やときどき3語と言った感じで、本当にフレーズのみですが…。

 

たとえばお気に入りのおもちゃをその発表の場に持ってきて、

  • どういうおもちゃなのか
  • どこが好きなのか
  • 特徴

とかとかを皆に紹介していくのだそうです。

 

幼いころから発表がかなり苦手な私はこの情報だけで衝撃だったのですが…

確かにこれなら思いを言葉にするので学んだことを即生かせるし、プレゼン力は(否が応でも)つくな…と感じた次第。

 

そして観衆からの質疑応答に答える。という形式。

なんとこれを毎週やるんだそう!

当然ネタが尽きたり、スケジュールによっては事前準備ができないとかもあるんだそうなのですが、こういう機会ってすごく良いなと感じました。

好きな物について語るのって楽しいし、家でもやろうと思いました。

英語のプレゼンテーションshow and tell (ショーアンドテル)のメリットとは?

ご興味が湧いた方のためにリンク挿入しておきますね。私も即調べました笑

 

 

日常会話こそハードモード

『どんな話題を振られるか分からない日常会話が実は一番難しい…』

 

ということをあみさんがつぶやかれ、しまきさんも大いに賛同されていたのでとても印象に残っているセリフ。

 

欧米では、『(〇〇について)あなたはどう思う?』

と、自分の考えを述べるように振られるシーンがとても多いため、

  • 詳しくないと話せないこと
  • また、どこまで話して良いものか

ということに頭を悩ませるそうです。

 

日本で日本語話者同士だと会話に詰まることってほぼないですし、どちらかが強い思想(ヴィーガンや宗教、政党など…)を持っていない限りはあまりビクビクしながら話すことってないですよね。

多民族国家す住むというのはどういうことであるかを、この一言だけで表しているな…と実感した次第です。

 

相手のバックグラウンドを考えずに発言することは、双方にとってとても危険なことなんだなーと(日本でもそうですが…

偏見や少ない情報で人を判断するのは非常に危険ですよね。

大人でも割といる気がします。

 

 

一つの分野を深めることで起こること

スキーマとは?会話や読解で必要になってくる構造的なひとかたまりの知識のことで、このスキーマをいかに増強できるかがものごとの理解度を深めていく鍵になります。

引用元:おうち英語~スキーマについて

あみさんのノートから引用させて頂きました。

日本語で説明する時に迷うのが、【スキーマ】という概念。

 

知識や構造における一つのかたまり…というような概念だそうなのですが、これをもってして、一つの分野をとことん深く学ぶのが大事。と仰っていました。

しまきさんも大いに賛同。

 

ひとつの分野を深く、そしてとことんやる

そうすることで色んな分野を学ぶ際にも波及効果が望めるし、知識がつくスピードも上がる

のだそう。

 

反対に、広く浅く学んでしまうと、すべてがゼネラルになってしまう危険性まで指摘。

ゼネラルとは専門知識・技能を持たない状態を指します(ちゃんと調べたら

スペシャルの対義語なので、ここを目指さないようにしたいところ。

 

こちらの本にも、

『一つの分野をとことん深めるやり方』

について書かれているし、その他の事を学ぶ時にも有効と書いてありました。

 

 

宗教の授業と多様性

『小学校で宗教の授業がある』

と仰ったあみさん。しまきさん同様、私も大層驚いたんですが…

 

多民族国家ならではの価値観として、自分以外の人がどういう価値観を持っているか

そして、その人たちの国にどういう歴史・宗教があるのかを知っておくのは非常に重要ですよね。

 

  • 知らないで悪く言う
  • 雰囲気でモノを言う

ってこと、大人でもやりがちですよね。

 

子どものうちから、そういう価値観は非常に危険である

と教えることこそ教育だなーという感じで感銘を受けました。

 

そしてそこから、言葉を学ぶ=多様性を学ぶこと

だということを実感しました。

 

言葉を学ぶことは相手を知ることの第一歩!

 

あみさんはこのことについて、

 

『違う言語を学ぶことは相手への共感力が高まること』

 

とも仰っておられました。

相手を知ろうと努力することがすでに尊敬の念を抱いている行為とも言えそうですよね。

 

余談ですが私の住んでいる地域にも外国人が多くいて、日々目にする機会があります。

子どもは肌の色の違いに警戒したりしていますが、自分たちと何ら変わらない人間だと伝えることもしばしば…

黒人やムスリム女性も同じ生活圏内に。

 

 

英語が伸びる環境って?

しまきさんが仰っておられたのは、

『ネイティブ相手だと、多少言葉がめちゃくちゃでも通じてしまう』

ということ。

それが、助かる~!って話ではなく…

 

もし間違ったことを言っていても、指摘されない環境にある

ということを話されていたのが印象的でした。

 

なので案外、

 

『日本に居た方が英語は(指摘される環境にあれば)伸びると思う』

 

と話されていて、指摘って確かに大人になってから受ける機会はほぼゼロになるなぁと感じました。

他国の言語を意欲的に学ぶ環境に身を置いていたら、直される機会は確かに多いですよね。

特にオンライン英会話は凄く会話力を養うのにうってつけだそう。

 

そしてあみさんしまきさん共に仰っておられましたが、

 

『言語習得は20年スパン』

 

ということ。

しまきさんは今の環境に身を置いて6年、あみさんは30年以上英語に触れてきてもなおそう仰るのであれば…

そのくらいの長期戦を覚悟しておいた方がいいんだなぁと実感するお言葉でした。

言葉って置き換えるだけでなく文化や歴史も併せて学ぶ必要があるし…価値観を学ぶという意味でも、容易なことではないですよね。

 

ただし一つのテーマを深掘りするタイプの勉強の仕方であれば、1ヶ月くらいでその分野に関してはすぐに習得できるのでは?とも仰っておられました。

 

 

一番の学びは?

誰かに説明することこそが、一番の学びになるとあみさんもしまきさんも仰っておられたのが印象的でした。

あみさんいわく、イギリスの小学校の授業では先生が教える時間がとても少ないのだそう。

生徒自身に考えさせる、子ども同士で何かをやらせることも多いのだとか!

 

日本だと、先生から生徒への一方通行型の授業がほとんどですよね。

 

自分で考える力が身に着くのは圧倒的にイギリス型だし、凄くいい!と思ったのですが…

 

そういった授業形式を取っている影響なのか、話を聞けない子が多いのが難点なんだそう笑

発言させる機会を多くもうけ、発言することを良しとしていたらまあそうなりますよね。

ちなみに大人でも人の話を聞けない方は多いのだそう。

 

 

なのであみさんしまきさん曰く、インプットとアウトプットのバランスが取れた授業が出来ればとても良いのでは?というご意見。

 

日・米・英の教育自体はとても優れているので、

日本型授業の課題はアウトプットやプレゼンテーションに慣れる教育

米英授業の課題はリスニング力向上の教育

 

どちらもバランスよく出来たら確かに凄く面白い授業になりそうですよね…!

 

感想

全部で1時間15分くらいのスペースでしたがとても濃い内容だったので、あっという間に終わってしまったような感覚です。

毎日聞きたいくらい興味深いスペースだったので、ぜひまた開催されることを願っております!

あみさん、しまきさん、ありがとうございました。

 

雑記

Posted by ポエリ