変態VS変態のバトルに、自分の本心を知ったまゆみ!?―隣の席の変な先輩 7話
『隣の席の変な先輩 7話』うすくち(著)BABY G-Side(ふゅーじょんぷろだくと)
隣の席の変な先輩 7話:あらすじ
【ド変態野郎にマジで困ってます。】
朝日向から逃げたまゆみ。
その先に待っていたのは第2の変態・倉井。
前後をクレイジーな男たちに挟まれたまゆみの運命やいかに!?
(この本の情報 より引用)
前話おさらい
二人っきりになるのを避けるべく合コンに参戦したことで、朝日向を怒らせてしまったまゆみ。
『俺たち両想いなんだよね?』
という彼からの問いに、
『実は自分の気持ちが分からない…』
と正直に答えたまゆみの返答にショックを受けた朝日向は、車内で暴走し始め…!
朝日向以上?な倉井の性癖
今のは僕が殴られるはずだったのに!
ずるいよっ
君は毎日してもらってるかもしれないけど
僕には特別なひとときだったのにっ
羨ましすぎるっ!
僕だって蔑んだような眼差しをむけられたい…っ
虫けらのような扱いをされたいっ
引用元:隣の席の変な先輩 7話
二人っきりになった車内で朝日向から無理やり体を触られ、『好きです』と言わされたまゆみ。
言わされたはずのセリフを、ボイスレコーダーで録音されいたことに驚くあまり、車を出て逃走!
命からがら(?)逃げた先で、合コンで知り合った倉井(別ベクトルの変態イケメン)と遭遇します。
思わずまゆみがつまづいたことで倉井から抱き締められてしまい、スキンシップの非礼を詫びる彼から、
『こんなダメダメな僕を叱ってくれ!』
『どさくさにまぎれて抱き締めるなんて なんてふしだらなんだっ』
『調子に乗った自分に本当がっかりするよ!』
と、大声で殴ってもらいたいと懇願され、仕方なし(半分くらいは黙らせるため)に拳を握り、左ほほに軽く当てようとすると、倉井の代わりに殴られる朝日向!?
本当は自分が殴られるはずだったのに!!!
と、羨ましさのあまり取り乱してしまう倉井の様子に、
『う…うっわ… 変態って初めて見た…』
とドン引きする朝日向(二人とも変態の自覚はナシ笑)。
叱られたり殴られたりすると興奮してしまうらしい倉井は、まゆみの奴隷になりたい願望をちらつかせるが…!
あれっまさか Suki…?
今すとん と 腑に落ちてしまった
ううん 本当は分かってたのに 自覚しないように押し込めてただけだったんだ
そうだ 同じだ 朝日向さんだからなんだ
普段 何にも関心がない朝日向さんが
私だけのために感情を見せてくれることが
すごくかわいくて 嬉しくて
でもそれってつまり
私 朝日向さんのこと
す…
す…
ス…
SU…
好…
えっ いやだ…っ
引用元:隣の席の変な先輩 7話
友人にも恋人にも、性癖を明かしてこなかったという倉井。
まゆみが以前、
『そのままでいい』
と言ったセリフを、=ありのままでいい
と受け取った倉井は、
『朝日向くんへの冷たい態度!引いてる顔!最高に輝いてるよっ!』
『僕もその輝きの一部になりたいんだっ』
朝日向のように、虐げられたい思いをぶちまけるが…
朝日向が泣いている所を見てときめいた自覚はあるものの、
朝日向さん以外の泣き顔想像しても
全く何も感じない
引用元:隣の席の変な先輩 7話
自分もある種変態なんじゃ…と思いかけたまゆみは、実は朝日向以外には反応しないことを自覚。
なので、顔のイイ倉井に言い寄られても、暴力を振るっていい(?)と言われてもピンとこないのは、相手が朝日向じゃないから。
朝日向:…あの
め、芽吹さんはSとかじゃないんですけど…
まゆみ:………………………え?
朝日向:ときどきいじわるするからそう見えるけど…
まゆみ:いっいじわるってなんですかっ
朝日向:む…むしろ 俺の方がSです…へへ…
倉井:どういうことだい!
引用元:隣の席の変な先輩 7話
朝日向にキツくあたるまゆみを見て、自分のご主人様にピッタリ!と思った倉井に物申すのはまゆみではなく朝日向。
まゆみの両手を握る倉井の手をほどき、まゆみの手を握る朝日向は、
- 本当は自分の言うことを全部聞かせたい
- 生活を1秒単位で管理したい
- 卑猥な言葉を暗記させたい
- ピー
と、もうこれ以上はハレンチで書けない願望でまゆみをコントロールしたいと呟き、むしろ倉井を興奮させてしまう笑(カオス
朝日向がサドだなんてウソ!とそれでも引き下がらない倉井に、叩かれて嬉しいんじゃなくて、
『お…俺はそういうのが好きなんじゃなくて』
『芽吹さんが好きだから何されても嬉しいってだけで…』
という朝日向の言葉に、自分も同じ気持ちを持っているかも…
と納得しかけるまゆみだけど、朝日向の数々の変態行動に、彼を1割くらい抵抗する自分に気付き…!
はい好き!
わかったわよ認めるわよ…
…す……
好きってことは!
だけど…
今日 朝日向さんがしたことは
ちゃんと反省させなきゃ
話はそれからよ
引用元:隣の席の変な先輩 7話
自分はどんなまゆみでも好きだけど、怒っているまゆみだけが好きなら=誰でもいいんじゃない?
という朝日向の言葉で、まゆみは運命の人ではないかも…?な状態に陥った倉井は、すごすごと退却。
なんかよくわからない間にフラれたっぽいまゆみも帰ろうとすると、付いてくる朝日向。
走って帰宅したつもりが、なぜか真後ろに張り付き、まゆみと共に帰宅笑
家から追い出そうとすると、【芽吹さんと付き合うにあたって】というレジュメを差し出したり、数台のボイスレコーダーを落っことしてみたり、収拾がつかない状況に…!
『だいたい!そんな汚い手使って付き合って嬉しいですか!?』
というまゆみの本気怒りに、
『そんなのもちろん嬉しい』
『芽吹さんと付き合えるならなんでもする』
と、どもることなく真剣に見つめてくる朝日向にぐうの音が出ないまゆみは、いったん自分の気持ちを認めた上で、今回の件について反省を促すことに…!
ボイスレコーダーを渡さない朝日向と、本心で向き合いたいまゆみの攻防やいかに!?
隣の席の変な先輩 7話:感想
続きが気になり過ぎて、単話ごとに追いかけることにしました!
ついについに!まゆみが自分の気持ちを認めたことに喜びを隠せない私です笑
まゆみ…
真剣な表情の朝日向先輩も良かった…
倉井さん(呼び捨てかさん付けか忘れてしまった)、今回で退場しましたが、今後出番はあるのかな?
やっぱりまゆみが好きだ!→またも朝日向が撃退→当て馬おつ
という流れでしょうか?
それはそれで面白そうです笑
次の8話はいつなのか、、
ラブラブになった二人を早く見たいですね♪
今日もお読みいただき、ありがとうございました(`・ω・´)
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