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排除された一花と鳴海。心の均衡を崩したかなえは、自分の価値を他者に求め暴走する!

『君に愛されて痛かった 3巻』知るかバカうどん(著)BUNCH COMICS(新潮社)

【あらすじ】

男たちに襲われたトラウマで不登校になっていた一花が、

勇気を振り絞って学校に現れた。

そこで目にしたのは、自分がかつていた位置に収まり、笑顔で過ごすかなえ。

絶望と屈辱の中、壊れたパワーバランスは新たな犠牲者を生む。

一方、寛への想いで幸福感に浸るかなえ。

その強すぎる恋慕の情は次第に狂気を帯びてゆくーー。

(この本の情報 より引用)

☆これまでのあらすじ

援助交際をすることで承認欲求を満たす、女子高生のかなえ。

自分の存在価値が分からないかなえは、人の顔色を伺っては怯えて生きていたが、

そんな彼女を認めて受け入れてくれる他校の寛に、次第に心惹かれていくが…。

『君に愛されて痛かった 2巻』知るかバカうどん(著)BUNCH COMICS(新潮社) 【あらすじ】 援助交際で承認欲求を満たしてい...

【みどころ】

知るかバカうどん:君に愛されて痛かった 3巻(新潮社)

『一花が悪い事したなら謝る!だから一花…みんなと…みんなと仲直りしたいっ』

拉致&暴行事件から数週間。

すっかりトラウマを抱えてしまった一花だけれど、

友だちの待つ学校へ勇気を振り絞って登校するが…。

そこには、待っているどころか、

一花を無視する友人たち。

不安を覚え、何度も挨拶をし、みんなの好きな物を買って仲直りを試みるが、まるで効果なし…。

そして、かつて自分がいた居場所におさまるかなえ。

この際かなえでも良いから【独りぼっちにはなりたくない一心で】声を掛けるがもちろん玉砕…。

…完全に孤立してしまう。

知るかバカうどん:君に愛されて痛かった 3巻(新潮社)

『陰キャだったじゃんあいつ おかしくない?』

かなえがおさまった新グループだけど、

平穏に過ごしているかと思えばそんなことはなく…(;’∀’)

かなえに対して、『仲良くする必要ある?』と不協和音を唱え始めるとみ子

かつて、かなえを虐める時は一花に賛同していた友人の里虹(リコ)に対しても、

意見や立場がコロコロ変わることで不信感を募らせていた。

かなえの性格が好きじゃないというか、相性はあんまり良くないっぽい?

まあこの状況に違和感を覚えても無理はない(`・ω・´)

知るかバカうどん:君に愛されて痛かった 3巻(新潮社)

『あ~~~あいつ逮捕されたで』

かなえが好きじゃないとみ子は、かなえの発言に対し毒を吐きまくる。

顔が可愛いわけでも、

面白いわけでもないかなえが、

寛みたいな野球で有名な人がかなえを好きになるわけがない

そんな言葉を受け止めきれないかなえは、鳴海に話を聞いてもらおうと連絡を取るが、一切返答がない…。

鳴海の先輩グループに声をかけると、

暴行で逮捕されたとのことΣ(゚Д゚)

暴行した相手は寛。

かなえの恋心を知った鳴海の襲撃…。

知るかバカうどん:君に愛されて痛かった 3巻(新潮社)

『お前が逃げたからこうなったんだ!!!卑怯者!!!』

学校が終わってから過ごしていた鳴海との時間。

彼が居なくなったことにより、どう過ごしていいか分からないかなえ…。

遅くに帰宅すると、弟に怒り狂う母親の姿が。

テストで悪い点数をとったことを怒られ、ゲームを取り上げられた怒りの矛先は、

かなえに向かう。

この家のパワーバランスは

母>弟>かなえ?

父親はいまだに出てこないのでシングルのご家庭か単身赴任などかは不明。

お母さんが毒親っぽい家庭の感じはあったけど、子どもへの教育圧力がとにかく高いというだけの感じ?

知るかバカうどん:君に愛されて痛かった 3巻(新潮社)

『寛君って凄いんだよ 寛君は…!』

家に居場所は無いけれど、友だちが良くしてくれることから、

最近学校が楽しいかなえ。

鳴海と過ごせなくなった時間を、不定期にだけど過ごしてくれることになった寛。

彼に会うために髪をセットして、『どこが好きなの?』と問い掛けられたかなえは、

周りが見えなくなる勢いで寛への想いを喋りまくる♡(≧▽≦)♡

そんなかなえにドン引きする友人ら…。

自分の世界に入り込んでしまう癖を自覚しているかなえは、

何か気の利いたことを言わないとまた一人になっちゃう…!と焦りまくるが、、

知るかバカうどん:君に愛されて痛かった 3巻(新潮社)

放課後に寛と過ごせたけれど、

そこで寛の元カノと遭遇してしまう。

元カノの名前からSNSのアカウントを特定し、ネトストし始めるかなえ。

不安定になって鬱々とするかなえに嫌気が差したとみ子は、

『男が女に優しくする理由なんてヤりたいだけだろ』

『そもそも脈なしでしょ』

ときつく当たる。

かなえにとっての寛の存在は、

地獄に垂らされた一本の糸

地上に上がるための唯一の希望

空っぽで何もない自分は、

承認してくれる寛のおかげで生きていけるような、

そんな気分だったのに…

誰かの心無い言葉で、また地獄に突き落とされる

とみ子の言葉が許せないかなえは…!

知るかバカうどん:君に愛されて痛かった 3巻(新潮社)

『痛いんだろ!?肩が…!!』

幼馴染の越智と寛。

幼いころから寛の技術と才能が秀でていることを知っていた越智は、

鳴海に襲撃されて以来、彼が絶不調であることにいち早く気づく。

そんな状態をごまかそうとする寛だけど、こんなところで終わるはずの奴じゃないと信じている越智を騙せるはずもなく…。

核心に迫るが寛は…!

狂気に満ちた恋心、

ついに寛へ向かう…( ;∀;)!

【感想】

3巻も面白かった!

一花を排除したかなえが図太く生きているかと思いきや、人の言葉に一喜一憂してはハラハラしている姿に、同じくハラハラし若干違和感を覚えたり…。

二面性があるってことなのかな?

自分の気持ちを優先して強い行動にでられるはずなのに、そうでない時は一切そうでないのが謎、もっと図太く生きていいんやでってくらい気弱…(;’∀’)

ハブられた一花はのちのお話には一切出てこないんですが、ここで終わるのかな?

本筋とは関係ないキャラクターになるのか、頑張ってしがみつくのかはまだ未知数。

グループ内でとみ子が不協和音を奏で始めましたね。

いじめていたはずの子と友だちが仲良くし始めたら誰だって違和感を覚えるでしょうが、それでもその友だちと行動を共にしてしまう感じは思春期あるある。

まだ筋を通せるほどの価値観を形成出来ていない感じが、状況に流されているようで見ていて面白いです。

誰もが不安定で残酷な空気感をまとって生きているこの世界に首ったけ!

4巻は11月発売予定だそう、

今日もお読みいただきありがとうございました!

急に寒くなって驚きを隠せません(`・ω・´)ヒーッ

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