頑張るママへの応援歌的、おススメ本5選
頑張るママへの応援歌的、おススメ本5選
【はじめに】
生存戦略!とも言える、人生の逆境を切り抜けた熱い本
と、
子どもを持つ幸せ、ゆっくりと流れる日常に癒される本
とで構成してみました♪
レビューが長くなりそうな本は、別記事のリンクを貼りましたので、そちらもご参考にして頂けたら幸いです!
【ラインナップ】
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと
この記事を書くきっかけになった本。
西原理恵子さんの漫画は、文字がぎっしり&イラストのタッチが怖くて読まず嫌いだったのですが、Twitterで時々流れてくる漫画がとても良くて、著書を読んでみるに至りました。
タイトルにある通り、女性の生き方についてとっても大事なことがストレートに書いてある本。
この本を読むまで知らなかったのですが、西原さんの人生がとにかく波乱万丈すぎる…!
生い立ちで苦労して、結婚生活で苦労して、今の漫画家になるまでも頑張って来られた方なので、(女性に限らず)『どうやったらこの世の中を自分の力で生きていくことが出来るか』
という、経験から得た熱いメッセージが淡々と、そしてコミカルに綴られています。
ママ友がこわい
この春から、長子の幼稚園のファーストスクールが始まる我が家。
野原広子さんの著書は、離婚してもいいですか?翔子の場合を、コミックエッセイさんで読んでいたきり。
これから本格的に幼稚園でママ友付き合いが始まるのかな~とふわっと思っていたので、手に取ってみました。
『聞こえてるのに無視してんだよね』
主人公の田中サキは、はじめて出来たママ友の久保田リエと大の仲良し。
家が近所で女の子ママ同士ということもあり、毎日のようにつるんでいたけれど、いつの間にか挨拶を無視され、お茶会に呼ばれなくなり、距離を置かれる羽目に…。
まったく身に覚えのないサキだったけれど、子どもを通して誤解があったり、自分の発言を歪んで捉えられたりと、段々リエの暗い部分が明らかになってきて…?
ママ友って、子どもの縁で出来たつながりだから何でも分かり合える友だちかと言うと、その限りでなかったりしますよね。
この作品は、環境が同じで気が合って仲良くなった2人が、不妊治療とか年齢とか性別とか、ちょっとした価値観の違いから相手を誤解したり憎み合ってしまう危なっかしいお話。
幼稚園の人付き合いがどんなものか、『子どもが同級生』というママ友がどんなものか、大いに参考になりました!
悪意にさらされることで、自分も呪いの気持ちに渦巻かれてしまうサキだけど、なんとか整理をつけて自分で自分を幸せにしようとする姿はとっても魅力的。
まあまた最後にひと山あるんですが、それもリアリティあって好きです笑
娘が学校に行きません 親子で迷った198日間
野原さん自身の経験を元に描かれた、子どもが不登校から復帰するようになるまでのお話。
おそらくすべてがノンフィクション?
小学5年生の娘、トモちゃんが、6月の終わりのある朝、
『今日だけでいいから 学校休ませて』
とお母さんに告げることから始まります。
『具合は悪くないけど休みたい』
『明日はちゃんと行くから』
この言葉を繰り返しては、一週間過ぎ、体調も徐々に悪くなり、早めの夏休み。
本格的に不登校に…なる前に、担任の先生に相談、街のカウンセラーに相談、保健室の先生(養護教諭)のアシスト、校長先生の支援…を経て、保健室登校から、少しずつ登校への希望が見えてきます。
少し上の年齢のお子さんを育てているママさんの視点や、壁にぶつかった時のことを知りたかったので手に取ってみました。
不登校や虐めは、いつ誰の身に起こるか分からないので…。
子どもがある日突然こんなsosを出して来たら、自分だってうろたえてしまうし、無理やり行かせようとしてしまうかも知れない。
著者であるお母さんの不安や焦りがとにかく伝わってきて、『こんな時どうしたらいいの?』と、一緒に考えながら読みました。
作中に出てくる教育、心理、福祉のプロの力は凄まじく、結論としてトモちゃんは見事復帰を果たすのですが、そこに至るまでの親の在り方、見守り方は一見の価値有りという印象しかない。
あなたのことが大好き
『子育てに奮闘中のママたちへ』
という帯文に惹かれて手に取ったこちらの本。
『やさしくしたいのに』
『笑顔で「いいよ」って 言いたいのに』
『ぜんぜん できてない』
初めての子どもを持ってから、がむしゃらに育てて…時々何もかもを投げ出してしまいたくなるほど疲れ果ててしまう現実。
小さくてか弱い子どもに優しくしたいのに、出来ないジレンマ。
絶対に忘れないと思っていた感動的な成長シーンも、日々の忙しさにどんどん記憶が薄れてしまう…。
そんな思いを、言葉とともに優しい絵柄で表現された本。
手がかかる『今』こそ一番大事と分かっていても、大事に出来ない焦りをズバリ言い当てられ、初心を思い出す大切さを知りました。
どんなにどんなにしんどくても、この輝くような時間を味わう日はまたとこない。
だから、精一杯大事にしよう、そんな風に思える素晴らしい本。
スキップするように生きていきたい
癒しが欲しくて手に取った作品。
主人公のぴりこはパート主婦、5歳の娘と、旦那さんとの3人暮らし。
子どもとの日々や友だちと過ごした日々、家族の交流をゆるーく描いた4コマ漫画。
癒し以上に、
- 常にご機嫌で生きるコツ
- 人生を楽しむコツ
に溢れていて、本当にこんな風に生きたい!と熱い思いに駆られた本でした。
『そらにうかぶくらい おいしい!』
むすめのこつぶちゃんは天真爛漫で食いしん坊。
『お月さまみたいなオムライスが食べたい』なんて可愛い発想!
著者のこやまこいこさんはあとがきに、
『色々あるからこそ、日々の小さなことを愛おしく思える人生になればと思う』
と書かれていて、その思いの通り、何気ない日常に素敵なものを見い出すのはとても上手。
かわいいもの、キレイなもの、美味しいもの、心を揺さぶるものたちを大事にしていきたいなぁと思えた素敵な作品。
あと100巻くらい読んでいたいくらいのマッタリ感…大好き!
以上です、今日もお読みいただき、ありがとうございます♪
少しずつ春が近付いてきてますね( ˙༥˙ )
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